「讃える」と「称える」の違いとは?分かりやすく解釈

「讃える」と「称える」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「讃える」「称える」の違いを分かりやすく説明していきます。

「讃える」とは?

「讃える」とは?

他よりも水準が高い行為や業績などをほめるという意味です。

優れている事柄に対して行われるものを指しています。

そのため、子どもがおもちゃを片付けることができたといったときにほめることではありません。

高校の水球部のことで説明をします。

A県にある高校のいくつかに水球部があります。

どの高校もインターハイで1位になることを目指しているのですが、これまで全国大会に出場した部はありません。

あるとき、1つの水球部が全国大会に出場をし、3位になることができました。

これまでになかった優れた成績です。

このことを県の知事や運動関連の団体は喜びました。

優れた素晴らしい行為だとして、このことを評価しました。

3位なんてたいしたことないと思う人もいるかもしれませんが、これまで一度も全国大会に出場したことがなかったので、3位はこれまでと比べてすぐれた成績だといえます。

こういったすぐれた行為などを評価することを、この言葉は意味しています。

「讃える」の使い方

他よりも水準が高いと思われる行為や業績などを評価することを指して使用します。

それほど優れていない事柄でもほめることがありますが、そういったことを指す言葉ではありません。

「称える」とは?

「称える」とは?

他よりも水準が高い行為や業績などをほめるという意味です。

オリンピックに何度か出場したことがある選手のことで説明をします。

この選手は何度もオリンピックに出場しており、そのたびにメダルを獲得しています。

オリンピックに出場するだけでも、他の選手よりもすぐれているといえますが、さらにそこでメダルを獲得するのは、非常にすぐれているといえるでしょう。

すぐれた手柄を立てたということができます。

このことを世間一般の人たちは評価しました。

他よりも水準が高い行いを評価するこういったことを指す言葉です。

「称える」の使い方

他よりも水準が高いと思われる行為や業績などを評価することを指して使用します。

やって欲しいことをやってくれてほめるといったことには使用しません。

「讃える」と「称える」の違い

「讃える」と「称える」の違い

2つの言葉の意味は同じです。

使用している漢字に違いがあり、「讃」は常用漢字表にない漢字、「称」は常用漢字表にはのっていますが、「たたえる」は音訓表にない読み方です。

「讃える」の例文

「讃える」の例文

・『その意欲を讃える』
・『これまでの功績を讃える』
・『彼の活動を讃える』
・『彼が残してくれたものを讃える』

「称える」の例文

「称える」の例文

・『希望を与えてくれたとして称える』
・『学生たちを称える』
・『○○選手を称える』
・『多くの人が称える』

まとめ

まとめ

2つの言葉の意味は同じで、使い方も同じです。

違いは漢字で、「讃」は常用漢字表にない漢字、「称」は常用漢字表にはのっていますが、「たたえる」は音訓表にない読み方です。