「カリモク」と「カリモク60」の違いとは?分かりやすく解釈

「カリモク」と「カリモク60」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「カリモク」「カリモク60」の違いを分かりやすく説明していきます。

「カリモク」とは?

「カリモク」とは?

「カリモク」は、日本で最も大きく老舗の家具メーカーになります。

1940年ごろに木工所を作り、その後「カリモク」となり家具を販売したのがこのメーカーになります。

高級ブランドの国産家具がこのメーカーの強みになり、使用される家具の木材なども一流のものをふんだんに使用したものが「カリモク」という家具メーカーです。

なお、「カリモク」は、家具のシリーズで高級路線で少数生産品が「カリモク」になります。

「カリモク60」とは?

「カリモク60」とは?

「カリモク60」は、「カリモク」が過去に販売していた家具シリーズを引き継ぎ販売している商品のことで、「カリモク」という企業のれっきとした商品です。

安価ではありますが、これには理由があり、時代の流れでデザインが時代に合わないなどのほか、価格も時代に合わないのでは?という意見から、復刻という形で古いデザインの商品を改良して販売するのがこのシリーズです。

なので、この家具は、「カリモク」の一製品になります。

なお、この製品は量産品になります。

「カリモク」と「カリモク60」の違い

「カリモク」と「カリモク60」の違い

両者の違いは、量産品であるか否かです。

量産品は過去のデザインを流用して今に復活して販売しており、「カリモク60」が安価なのは量産品である点とデザインの古さによるものになります。

一方、「カリモク」は会社のことでありつつ、高級な家具のシリーズであるという違いがあり、こちらは量産品ではないです。

「カリモク」の例文

「カリモク」の例文

・『カリモクの会社の商品は高級路線である』
この例は、「カリモク」という家具メーカーは高級路線だという例です。

事実、「カリモク」シリーズは高級路線で、少数の生産になります。

なのでネット通販で売り来ている場合、再度作り出さるまで待つしかありません。

「カリモク60」の例文

「カリモク60」の例文

・『カリモク60は、カリモクの会社の廉価版シリーズである』
この例は、「カリモク60」という商品のシリーズは廉価版だという例です。

こちらは量産品になり、「カリモク」の商品の大量生産モデルになります。

ですが、国産品であり、品質については折り紙つきになります。

まとめ

まとめ

「カリモク」が高級な家具で、「カリモク60」は安価なので「カリモク60」は、劣化版では?と考える方が多いのですがこれは間違いです。

「カリモク60」は過去の商品のリニューアル品で時代に合わせて作り変えている国産品でこの商品も品質については「カリモク」シリーズと同じでコスト抑えつつ大量生産した物なので品質は同じで技術も同じです。

ただ、「カリモク60」は、流通させることを重点に置いているため、言ってしまえば、冒険心はありません。

つまりチャレンジ精神はなく、広く商品を知ってもらうことを重視しているが故、「カリモク」シリーズと比較すると安価になり、「カリモク」シリーズは逆に冒険心がある商品になるのです。

金額が高い商品は、購入してもらえないと失敗した家具になりますので冒険心が必要になり、冒険心がないのが無難なシリーズである、「カリモク60」だということになります。