みなさんは「ポリ合板」と「メラミン化粧合板」という合板がどのようなものなのかご存知でしょうか?
そこでこの記事では、「ポリ合板」と「メラミン化粧合板」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポリ合板」とは?
「ポリ合板」は「ぽりごうばん」と言います。
この「ポリ合板」とは正式には「ポリエステル樹脂化粧合板」と言いますが、「合板の表面に化粧紙を貼り合わせてからポリエステル樹脂を塗布しフィルムをかけた後に樹脂を延ばして硬化させた板のこと」を指しています。
「ポリ合板」は傷に強く強く焦げにくい点が特徴のためにキッチンの天板や家具などで使用されているのです。
「メラミン化粧合板」とは?
「メラミン化粧合板」は「めらにんけしょうごうばん」という呼び方になります。
この「メラミン化粧合板」とは「樹脂を浸透させた紙を何層にも重ね合わせていった薄い板のこと」を指しています。
板の厚さが約1mm程度で。
木目・色柄などを印刷して芯材に貼り付けることでテーブル天板などの用途として仕上げられているのです。
突板と異なり、天然木が全く使われていません。
「ポリ合板」と「メラミン化粧合板」の違い
ここで「ポリ合板」と「メラミン化粧合板」の違いを見て行くことにいたしましょう。
どのような違いがあるのでしょうか?「ポリ合板」は「合板の表面に化粧紙を貼り合わせてからポリエステル樹脂を塗布してフィルムをかけた後に樹脂を延ばして硬化させた板」を指しています。
一方の「メラミン化粧合板」は「樹脂を浸透させた紙を何層も重ね合わせた薄い板のこと」であり、「板の厚さは約1mmで木目・色柄がプリントされ芯材に貼り付けることでテーブル天板として仕上げられている板」です。
この2つの合板の違いは「ポリ合板」は「ポリ用印刷紙を薄い合板に張ってポリエステル樹脂を0. 3mm程度塗布された薄いベニヤ板のようなもの」です。
「メラミン化粧合板」は1㎜程度厚さで下地に合板やランバーコアなどが貼り付けられているために「ポリ合板」よりも強度が高い点が挙げられます。
「ポリ合板」の例文
ここで「ポリ合板」の例文を見て行きましょう。
具体的には以下のような文章が考えられます。
・『ポリ合板は価格は比比較的に安くベニヤと一体化しているために加工の時はメラミンよりも工程少なくてすむのです』
・『ポリ合板 ポリ合は小さな工場でも生産できるので、価格が安い点が翌朝ですが、耐久性が劣っている点がデメリットです』
「メラミン化粧合板」の例文
続いて「メラミン化粧合板」の例文を見て行きましょう。
使い方としては以下のようなものがあります。
・『メラミン化粧合板は傷つきにくく熱・水などに強いプラ板とベニヤを下地にして芯材と合わせて造られています』
・『メラミン化粧合板はキッチンや洗面化粧台の天板を始めテーブルなどの面材として使用されています』
まとめ
ここまで「ポリ合板」と「メラミン化粧合板」がどのようなものか説明してきましたが、私たちの身近なところで使われていることが分かります。