この記事では、「マスキングテープ」と「メンディングテープ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マスキングテープ」とは?
ペンキなどを塗る際に、ペンキがはみ出して周囲を汚さないように塗装箇所の周りに貼るテープのことです。
柄入りで、装飾、メモ、包装などに用いられるものもあります。
ペンキを細い線のように塗らなければならないことがあります。
高い技術がないとはみ出さないように塗ることは難しいです。
そんなときにこのテープが役立ちます。
塗装したい場所の周りに貼ってからペンキを塗ると、はみ出してしまった部分はテープに付着をし、直接物などにはつきません。
テープは剥がすことができるので、ペンキを塗り終わってから剥がせば、塗装箇所の周辺はきれいな状態を保ったままです。
また、柄入りのカラフルなものは、装飾や包装などに使用されています。
手帳に貼る、スクラップブックに使う、懸賞用のはがきを作る、写真を飾るなど、さまざまなことに活用できます。
「マスキングテープ」の使い方
ペンキなどを塗る際に塗装箇所の周辺に貼るテープのことですが、装飾や包装に使用する柄入りのカラフルなものを指してこの名を使うことが少なくありません。
「メンディングテープ」とは?
半透明の粘着テープのことです。
テープを引き出したときには半透明なのですが、貼ると見えなくなってしまいます。
この性質を利用して、本や資料の補修に利用されています。
貼った部分はコピーをしても影が映りません。
テープの上から文字を書くことができます。
フセンの代わりとしてメモをするときに使ったり、ラベル代わりに使ったりできます。
セロハンテープの場合は時間が経つと変色をしてきますが、このテープは変色をしにくいです。
そのため、長期間保管・使用をする図書館の本の補修などに適しています。
テープの幅は、12mmや19mmなどさまざまあります。
用途によって幅を選びます。
「メンディングテープ」の使い方
半透明の粘着テープを指して使用する言葉です。
「マスキングテープ」と「メンディングテープ」の違い
テープという点では同じですが、用途が異なります。
前者はペンキの塗装、装飾、包装、メモなどに使用をします。
色付き、柄付きのものがあります。
後者は本や資料などの補修、ラベル、工作、ラッピングなどさまざまな事柄に使用されてます。
色は半透明です。
「マスキングテープ」の例文
・『かわいいマスキングテープ』
・『マスキングテープを集めている』
・『マスキングテープを手帳に貼る』
・『マスキングテープにメモをする』
「メンディングテープ」の例文
・『メンディングテープを購入する』
・『メンディングテープが見当たらない』
・『破れて本のページにメンディングテープを貼る』
・『メンディングテープを使い切ってしまった』
まとめ
どちらの言葉もテープを指していますが、色や用途などに違いがあります。