この記事では、「積水ハウス」と「セキスイハイム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「積水ハウス」とは?
日本の大手住宅メーカーで、マンション建設、不動産サイト運営も行っています。
住宅は木造で独自の木造軸組構法で唯一「性能規定」の運用で「型式認定」を取得している構法によって作られるシャーウッドシリーズ、鉄骨を使用して耐震性などに優れている「イズ」「ビー」シリーズなどが有名です。
マンションはグランドメゾンという名称になっています。
1960年に積水化学工業株式会社ハウス事業部を母体としてて8月に独立をした会社となっており、セキスイハイムとは母体となる会社が同じです。
青の半円(「空」「希望」「真理」をイメージ)と赤の家のような形(「家」「人」「生活」をイメージ)によるシンボルマークが積水ハウスの特徴とも言えます。
かつてはセキスイハウスとカタカナ表記で、家を買おのようにデザインしたロゴだった時期があります。
「セキスイハイム」とは?
日本の大手住宅メーカーで、鉄骨の住宅はパルフェシリーズやソーラーパネルと蓄電池を設置したスマートパワーステーションが主力となっており、木造のものもブランドとして用意されています。
ハイムスイートという分譲マンションも運営しています。
鉄骨のものでは可変構造を持っていて後で間取りを変更しやすく設計されたものがあるのも特徴です。
シンボルマークは角張ったSの字をモチーフに青と看取りに色分けされたものとなっていますが由来は公表されていません。
CMのあったかハイムなどエネルギー効率の良さを押し出しています。
セキスイハイムは積水化学工業住宅カンパニーのブランド名で、積水ハウスが独立した後の積水化学工業から生まれたブランドとなっています。
「積水ハウス」と「セキスイハイム」の違い
「積水ハウス」と「セキスイハイム」の違いを、分かりやすく解説します。
ともに大手で高い技術を持ち、鉄骨を使用したものを用意している住宅メーカーですが、セキスイハイムはそれに加えてエネルギー効率の良さやソーラーパネル、蓄電池の設置をした省エネルギー住宅に力を入れています。
積水ハウスは木造で独自の工法を使用したシャーウッドシリーズが有名といえ、セキスイハイムは鉄骨のパルフェシリーズが比較的有名ですが「あったかハイム」という高効率エネルギーと循環の良さを持つ住宅ブランドCMの方がメジャーと言えます。
このふたつのメーカーの大本は積水化学工業で先に独立したのが積水ハウス、積水ハウスが独立した後、積水化学工業の住宅ブランドとしてできたのがセキスイハイムです。
まとめ
積水ハウスとセキスイハイムは母体が同じ住宅メーカーでともに高度な技術力を持っています。
セキスイハイムはリフォームやエネルギー関係にも強みがあり、積水ハウスは分譲や賃貸にも強みがあり世界一の累積建設戸数を誇るメーカーでもあります。