この記事では、「洋ナシ」と「ラ・フランス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「洋ナシ」とは?
バラ科ナシ属の植物、またその果実です。
西洋梨ともいいます。
原産地は温帯ヨーロッパ地方、西アジア地方とされています。
西洋といいますが、日本でも栽培されています。
日本の主な産地は山形県で、日本のシェアの65%ほどを占めています。
この言葉は特定の品種を指しているのではなく、さまざまな品種があります。
どれもひょうたん型をしていることが特徴です。
この果実の収穫時期は秋から冬ごろです。
追熟をさえて食べごろを待ちます。
黄色くなって甘い香りがしてきたころが食べごろです。
追熟は常温で行います。
皮をむいてそのまま食べるのもよいですが、ピューレ、タルトのようなお菓子、サラダなどにしても、おいしく食べることができます。
選び方ですが、軸の周りにやや弾力があり、傷がついておらず、しっかりとした重みがあるものがよいとされます。
完熟したものは冷蔵庫の野菜室で保管をします。
「洋ナシ」の使い方
バラ科ナシ属の植物とその果実を指して使用する言葉です。
ひょうたん型をしたものを指します。
「ラ・フランス」とは?
西洋梨の一品種です。
バラ科ナシ属の植物で、果実はひょうたん型をしています。
日本で栽培されている西洋梨の中でもっとも作付面積が広い品種です。
主な産地は山形県で、10月下旬ごろから12月ごろまで出回ります。
果肉には果汁が多く含まれており、上品な甘さと豊かな甘い香りがします。
購入したときに未熟なものは追熟が必要です。
この果実は緑に茶の混じった皮の色をしており、熟しても皮の色があまり変わりません。
そのため、おいしいものを食べるためには、完熟したころを見極めることが重要です。
熟してくると甘い香りがするようになり、軸の周りがやや柔らかくなります。
皮をむいてそのまま食べるだけでなく、ジャム、コンポート、タルト、パイ、サラダなどにしても食べられています。
選び方ですが、持ったときにしっかりとした重さを感じられ、果実がふっくらとしているものがよいです。
完熟したものは冷蔵庫の野菜室で保管をします。
「ラ・フランス」の使い方
西洋梨の一品種を指して使用する言葉です。
「洋ナシ」と「ラ・フランス」の違い
「洋ナシ」はバラ科ナシ属の植物とその果実を指す言葉です。
さまざまな種類があり、その中の一品種が「ラ・フランス」です。
「洋ナシ」の例文
・『洋ナシを使ったタルト』
・『洋ナシを大量に購入した』
・『洋ナシを栽培している』
・『洋ナシをおすそわけしてもらった』
「ラ・フランス」の例文
・『ラ・フランスが好物』
・『ラ・フランスを追熟させる』
・『ラ・フランスが安売りしていた』
・『ラ・フランスを栽培している農家』
まとめ
バラ科ナシ属の植物とその果実を指す言葉です。
「洋ナシ」にはいろいろな種類があり、その中の一品種が「ラ・フランス」です。