この記事では、「謹慎」と「停学」の違いを分かりやすく説明していきます。
「謹慎」とは?
「謹慎」とは、言動を慎むことです。
何か悪いことをした、もしくは言った為にそのようにするようにと促されて行われるものです。
きちんとした罰として、何日間と定められていて、その間は職務を停止して自宅で大人しくしているようにとまで決まっている場合もあります。
これは、自らが反省によって言動を自重する「自粛」とは違い、そうするようにという指示からのものになります。
「停学」とは?
「停学」は、一般に「学生」と表現される中学生や高校生、または大学生が何かの悪い言動によって、一定(その程度によって異なります)期間、学校への登校を禁止されることです。
この「停学」という言葉、「学校への登校の停止処分」が縮まった表現なので、通っている学校があってこそ使われます。
よって、それを卒業して社会人となった後には聞くことはあっても、使われることは無くなります。
「停学」となってしまう理由は様々ですが、校内で問題になる言動から、またはそれ以外の場所で刑事罰に相当するほどのそれをとってしまった場合にも、このような処分が下されることがあります。
これが何度も重なると、強制的にその学校を辞めさせられてしまう「退学」に発展してしまうかも知れないので注意が必要になります。
「謹慎」と「停学」の違い
「謹慎」と「停学」の違いを、分かりやすく解説します。
「謹慎」は、主に社会人に対して使われる言葉です。
勤務している会社や組織から、それに相当すると判断された言動により、この「謹慎」だと言い渡されてしまうもので、「退学」は、それが学生に適用される場合に使われる言葉になります。
「停学」になっている間を「謹慎中」だと表現することがありますが、逆に社会人の「謹慎」に対して「停学」と使うことはありません。
まとめ
「謹慎」と「停学」の違いは、以上の通りです。
「停学」は学生、「謹慎」は社会人向けの表現だと覚えておけばいいでしょう。