「根気強い」と「忍耐力がある」の違いとは?分かりやすく解釈

「根気強い」と「忍耐力がある」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「根気強い」「忍耐力がある」の違いを分かりやすく説明していきます。

「根気強い」とは?

「根気強い」とは?

「根気強い」「こんきづよい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「目標達成意識が強い」という意味で、はっきりとした目標があり、それをたっせいしたいが為に頑張ることです。

2つ目は「負けず嫌いで一つのことを簡単にあきらめないこと」という意味で、挫折するのはプライドが許さないと思う性格のことです。

3つ目は「集中力が続くこと」という意味で、一つのことに集中して飽きたり嫌になったりしないことです。

4つ目は「ポジティブ思考である」という意味で、今苦労すれば自分が成長する、評価につながると前向きに考えられることです。

上記に共通するのは「コツコツとやり続けられる性格」という意味です。

「根気強い」の使い方

「根気強い」「目標達成意識が強い」「負けず嫌いで一つのことを簡単にあきらめないこと」「集中力が続くこと」「ポジティブ思考である」という意味で使われます。

形容詞として使われたり、副詞として「根気強くやり通す」などと使われたり、名詞として「根気強さ」などと使われます。

基本的に、一つのことをすぐにあきらめずにコツコツとやり続ける様子に使われる言葉です。

「忍耐力がある」とは?

「忍耐力がある」とは?

「忍耐力がある」「にんたいりょくがある」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「嫌なことがあっても耐える力がある」という意味で、困難なことがあっても我慢できることです。

2つ目は「ものごとを続ける力がある」という意味で、一度取り掛かったことを継続させようとする強い意志があることです。

3つ目は「ストレスをうまく発散できるので長持ちする」という意味で、嫌なことがあってもすぐに忘れる、自分なりの解消手段があるなどで、持ちこたえられることです。

上記に共通するのは「困難を我慢できる」という意味です。

「忍耐力がある」の使い方

「忍耐力がある」「嫌なことがあっても耐える力がある」「ものごとを続ける力がある」「ストレスをうまく発散できるので長持ちする」という意味で使われます。

動詞として「忍耐力がある・ない」と使われます。

基本的に、自分なりの考え方ややり方を持ち、困難なことを我慢できる能力があることに使われる言葉です。

「根気強い」と「忍耐力がある」の違い

「根気強い」と「忍耐力がある」の違い

「根気強い」「一つのことをすぐにあきらめずにコツコツとやり続ける様子」という意味です。

「忍耐力がある」「自分なりの考え方ややり方を持ち、困難なことを我慢できる能力があること」という意味です。

「根気強い」の例文

「根気強い」の例文

・『彼女は部署で一番根気強い』
・『根気強いライバルのお陰でやる気が出る』
・『犯人が分かるまで根気強く捜査を続ける』
・『理想の婚活相手が見つかるまで根気強く探す』

「忍耐力がある」の例文

「忍耐力がある」の例文

・『お局様の小言を受け流すとは忍耐力がある』
・『倉庫の労働に耐えるとは忍耐力がある』
・『接客業の基本は忍耐力だ』
・『部下を持つと忍耐力が必要になる』

まとめ

まとめ

今回は「根気強い」「忍耐力がある」について紹介しました。

「根気強い」「コツコツ続けられる」「忍耐力がある」「困難を我慢する力がある」と覚えておきましょう。