この記事では、「美魔女」【びまじょ】と「若作り」【わかづくり】の意味や違い、例文を分かりやすく説明していきます。
「美魔女」とは?
何歳になっても美しい容姿を保つことに余念がない30代以上の女性を「美魔女」【びまじょ】と呼び、美を追求することに時間とお金を惜しまない女性のことを指します。
自分の肌に合う化粧品選びからメイクの仕方まで学び、髪の毛の健康と美しさを考えるなど首から上を完璧な状態でいるためケアを欠かしません。
スタイルを気にする「美魔女」は、太らないようカロリー計算した食事を心がけたり、体の中から健康でいるため栄養価まで考えた料理作りし、三食きちんと時間通りに食べて、しっかり睡眠とるなど毎日の生活も考えて生きる素敵な女性を指す言葉です。
「若作り」とは?
年齢を重ねた中高年女性が少しでも見た目を若く見せようと20代が着るデザインや色の服を着たり、髪型も今風にすることを「若作り」【わかづくり】と言います。
20代が好む色のリップやファンデーション、ネイルを選んでお洒落に決めたり、垢抜けた色や柄のTシャツを着て、ミニスカートを穿く「若作り」する中年女性は一瞬20代かと思うほど若々しく見えます。
このような人は気持ちも話し方も若く、今流行りの話題を取り上げては楽しそうに話すところも若く見えるわけです。
少しでも若く見せようと若い人の雑誌や話題にしていることを取り入れる工夫を欠かさず、さらには恋愛にも興味を示し、出会いを求めて積極的に行動する「若作り」する女性もいます。
「美魔女」と「若作り」の違いとは?
「美魔女」と「若作り」の違いを、分かりやすく解説します。
40代、50代になっても美しくありたいと思う「美魔女」は、毎日自分の姿に目を向けて肌や髪の毛、スタイルを磨く努力を欠かしません。
体の中から健康的に保つためには毎日の栄養管理したり、話し方や仕草、行動も品良くする努力します。
一方の「若作り」する女性は若い人が着る服を着たり、髪型や話し方を若く見せる工夫する人を指し、少しでも若く見せようと頑張る中高年女性を指します。
「美魔女」の例文
・『美しい女性を選ぶコンテストが開催しており、毎回驚くほど魅力的な美魔女が参加している』
東京では、毎年美しい「美魔女」を集めてその美を競う「国民的美魔女コンテスト」を開催しており、2020年は52歳の女性が選ばれ、その美貌で会場を興奮させました。
・『芸能人を代表する美魔女はアンミカであり、いつまでもきれいな美貌とスタイルは同性から支持される』 40代以上になっても美しく、無駄のないスタイルを保つ芸能人がいますが、モデル兼タレントのアンミカさんは肌も美しく、細い指も美しいと評判の女性です。
「若作り」の例文
・『実年齢よりも若く見える若作りの女性だが、少し無理している人もいる』
実年齢よりも10歳以上若く見える「若作り」な女性もいますが、少し見栄を張って若い服を着たり、髪型にすればいいだろうと勘違いしてしまっている人もいます。
・『花柄を取り入れがちな若作りする中年女性は見ていてイタい』
若く見えると勘違いして、やたらと花柄を取り入れたワンピースやフレアースカートを選ぶ「若作り」する女性がいますが、少し残念な感じに見えてしまうわけです。
まとめ
どちらも普通の感覚を持つ女性よりも美意識が高い女性に対して使われている言葉ですが、「美魔女」は美意識が高く、追求心が強い人のことを指し、「若作り」する人は少しでも若く見えるよう見た目や考え方、行動を若くしようと努力すると覚えておくといいでしょう。
