この記事では、「次頁に示す」と「次ページ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「次頁に示す」とは?
「次頁に示す」は、「じぺーじにしめす」と発音します。
「頁」は「ぺーじ」と読み、英語の“page”(ページ)を漢字で表している、いわゆる当て字表現です。
よって、「次のページで該当の内容(など)を表す」と言っている言葉で、書籍の中で「それについては次頁に示す」とあった時には、次のページにその内容の記載があると考えていいでしょう。
「次ページ」とは?
「次ページ」とは、そのまま「次のページ」という解釈になります。
こちらも、「それについては次ページで」と使われば、次のページにそれが書かれていることになります。
次のページ自体の表現なので、それに記すなどと別に記載がないと、「次頁に示す」と同じ意味にはなりません。
そして、この「次ページ」は、ネット上で次に当たるページのこととしてよく使われています。
インターネットで閲覧するサイトは、1画面ごとに「ページ」と表現されます。
サイトという単位で管理されていることが多いですが、いくつかのページが集まって、その1つのサイトとなっています。
「次頁に示す」と「次ページ」の違い
「次頁に示す」と「次ページ」の違いを、分かりやすく解説します。
ネット上でも「次頁に示す」と使えなくもありませんが、「頁」という漢字は、あまりデジタルの世界で使うことはなく、「ページ」とカタカナにしたが合っています。
「ページ」の方は、紙媒体に対してもよく用いられており、ネットのページのこととしても使われる表現です。
「頁」がネットでは使えないという訳ではありませんが、そうあった時にはどうしても紙媒体が先に思い浮かぶ言葉です。
これは、多くの人がもっている「頁」と「ページ」に対するイメージだと考えてください。
実際に、ネット上ではほとんどの場合で「ページ」と使われています。
まとめ
「次頁に示す」と「次ページ」は、このように使います。
「頁」は明らかに当て字ながら、正式な日本語表現です。