この記事では、「借りる」と「貸す」の違いを分かりやすく説明していきます。
「借りる」とは?
「借りる」とは、返すことが前提で、何かを受け取ることです。
一時的に自分がそれを利用できるようになりますが、無償とは限らず、利用している期間に応じて値段が変動する有償制のことも少なくありません。
一例として、翌日に返却すれば300円なのが、2日後だと400円などと、自分が利用できる期間に応じて支払う値段が変動するシステムになっているDVDのレンタルがこの「借りる」いい例になります。
最近では月額制の料金で一ヶ月単位で「借りる」システムの「サブスク(リプション)」といった契約も増えています。
「貸す」とは?
「貸す」は、逆に返してもらうことを前提に、差し出すことに使う言葉です。
差し出している間はその相手が利用できるようになりますが、こちらの場合も無償、有償のケースがあります。
そして、物だけに使う言葉でもなく、何かの権利を「貸す」といったこともできます。
ただし、そのようなやりとりができない(してはいけない)ものもあるので注意が必要です。
「借りる」と「貸す」の違い
「借りる」と「貸す」の違いを、分かりやすく解説します。
「借りる」ものの、物理的な物だけとは限りません。
よって、この2つの言葉の違いは、差し出す側、受け取る側という違いになります。
片方が「貸す」、それをもう片方が「借りる」となる関係の言葉同士で、共にそれほど難しい使い方もありませんが、口語ではともかく、記述する場合に漢字の間違いに注意してください。
パソコンなどの変換では「貸す」、「借りる」と簡単に出てきますが、どちらか分からなくなってしまい、「借す」、「貸りる」と逆にしてしまうことも少なくありません。
これらは誤用なので注意してください。
まとめ
「借りる」と「貸す」の違いは、以上の通りです。
すぐ上に挙げたように、漢字の使い間違いには気を付けてください。