この記事では、「1周年」と「1年目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「1周年」とは?
「1周年」とは、何かの開始から1年が経過したという意味で使う言葉です。
「会社の創立1周年記念パーティーがある」とすると、会社の創設(会社としての業務の開始)から1年が経過したことの記念として開催されるパーティーだと考えていいでしょう。
4月1日がその始まりだとすると、翌4月1日で「1周年を迎える」ことになります。
そして、その翌4月1日には「2周年」となるという具合です。
その前日までが「1周年」と表現できます。
「1年目」とは?
「1年目」は、何かを始めてからまだ1年が経過していない状態の表現になります。
「入社1年目の新人だ」と使った時には、その社員がまだ入社してから1年が経っていない状態だということになります。
4月1日が入社日の場合には、翌4月1日から「2年目」になり、それまではずっと「1年目」と表現されます。
何かを使い始めてからという使い方も多く、「この車はまだ1年目なのに、調子がすぐに悪くなる」のような使い方がその例だと考えていいでしょう。
「1周年」と「1年目」の違い
「1周年」と「1年目」の違いを、分かりやすく解説します。
「1周年」は、何かの始まりから1年が経過し、まだ2年にはなっていない間に使うことができる表現です。
「1年目」は、その1年になるまでの状態の表現です。
4月1日をその開始とすると、翌3月31日までは「1年目」で、4月1日に「1周年」になると同時に「2年目」に突入します。
そして、その翌3月31日までが「1周年」と「2年目」で、4月1日になると「2周年」と「3年目」と表現することができます。
まとめ
「1周年」と「1年目」は、このような言葉になります。
「2年目」以降は、「○年目」から1を引いた数が「○周年」になるという関係が継続すると覚えておきましょう。