この記事では、「代わり」と「替わり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「代わり」とは?意味や使い方
「代わり」の意味と使い方について紹介します。
意味
「代わり」の意味は、「あるものの役割を、他のものにさせること」です。
あるものを使わずに、他のものに同じ役割をさせることを言います。
使い方
「代わり」は動詞「代わる」の名詞形で、「代わりに行く」「代わりに応対する」など、動詞を伴って使うことが多くなります。
ある役割をするはずの人やものの都合が悪くなった時などに、別のものがその役割をする時の表現です。
「代わり」になった場合、元のものが再度復活することはまずありません。
一時的であってもそのシーンでは「代わり」となった人やものが義務を遂行することになります。
「替わり」とは?意味や使い方
「替わり」の意味と使い方について紹介します。
意味
「替わり」の意味は、「あるものの役割や立場を、互いに交換すること」です。
同じ種類や条件のものを、今あるものから別のものに入れかえることを言います。
使い方
「替わり」は動詞「替わる」の名詞形で、複合名詞として「日替わり定食」「入れ替わり」などと使うことが多くなります。
「替わりばんこ」としても使われる為に、出たり入ったりすることも表すので、一度入れ替わっても再度復活することもあるのです。
「代わり」と「替わり」の違い!
「代わり」と「代わり」の違いを、分かりやすく解説します。
対象
「代わり」は、「あるものを使わずに、別のものにその役割をさせること」です。
「替わり」は、「あるものと別のものを交換すること」です。
性質
「代わり」は、代わったあるものが再度復活することはありません。
「替わり」は、替わった者同士が出たり入ったりすることもあります。
まとめ
「代わり」と「替わり」は使い分けが難しく、混同している人も多くいます。
どの様に「かわり」にするのかを考えて使い分けましょう。