この記事では、「腹が立つ」と「腹を立てる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「腹が立つ」とは?
「腹が立つ」は、怒りが自然にこみあげてきた結果怒りに対して自分が抑えられなくなることです。
その上で、「腹が立つ」は、対象を自分の他第3者に指定可能で、第三者にした場合第三者の行動に対して激しい怒りを覚えます。
簡単に言えば、「腹が立つ」は現在進行形で怒りに震えることです。
そして、一応未来を指したうえで未来を進行形で表現することも一応可能ですが、これはあまり使用されないケースになります。
「腹を立てる」とは?
「腹を立てる」は、対象を自分や第3者にしたうえで起きるべく際に怒りが巻き起こるだろうという物です。
例えば、「お母さんが腹を立てる」と表現した場合、これはお母さんが起こる理由があり、怒りが周囲に対して向けられています。
よって、これを自分を対象にした場合、「自分に腹を立てる」と表現し、これについては自分が起こした行動に対して怒りを見せたとします。
要は怒りを表現したい場合、「腹を立てる」といえばよいのです。
「腹が立つ」と「腹を立てる」の違い
「腹が立つ」と「腹を立てる」の違いは「立つ」という側は独立して怒りがこみ上げることになり、その場で怒りがわくことで、「立てる」は怒りの表現です。
つまり、「立てる」は起こっている様子さえ示せばよいので対象が怒っていることを示すだけです。
しかし、「腹が立つ」は今現在進行形で起こっている様子なので、違いは、その場で怒り心頭なのか、とりあえず怒っている様子を指すかになります。
「腹が立つ」の例文
・『山田とという野郎は腹が立つ野郎だ』
この例は、山田という人物においては、自然に怒りが込み上がる人物だと言っています。
これは、怒りの感情が要素の前に沸いていて山田が原因であることは後から分かる要素です。
「腹を立てる」の例文
・『山田という野郎に考えに腹を立てる』
この例は、何故怒りを覚えるかという部分が山田の考えにあるとしています。
「腹を立てる」は起こっている様子さえわかればよいのでこのケースは単純に怒りを示しているだけです。
まとめ
「腹が立つ」と「腹を立てる」の違いは、現在進行形で怒りを表すか、単に怒っている様子を言うかです。
もしくは怒られるかもしれない様子か現在進行形で怒りを指すかです。
「腹を立てる」は、言い方を変えれば、未来を指し示すことも可能でそうなるかもしれないという言い方ができます。
例えば、「お母さんは腹を立てるだろうな」といえばこれは未来を指すので未来で起こられることを指します。
逆に「腹が立つ」は「腹が立つだろうな」とした場合未来型の進行形になり未来でブチ切れられる様子が見えるとなります。
その為、「腹が立つだろうな」という言葉はあまり使用されておらず、その理由は未来を見通して結果がそうであると断言できないが故「腹が立つだろうな」という言葉はあまり使用されないのです。