この記事では、「食べ尽くす」と「食べ切る」の違いを分かりやすく説明していきます。
「食べ尽くす」とは?
「食べ尽くす」の意味と使い方について紹介します。
意味
「食べ尽くす」は「たべつくす」と読み、「ある食べ物の残りがすっかりなくなるまで、全部食べること」という意味です。
使い方
「食べ尽くす」は、その人の分だけではなく、食べ物として手に届く範囲にあるもんを全て食べてなくしてしまうことを言います。
「貯えてあるものを食べてなくすこと」「自分が認識している種類のものは全て食べ終えること」などに使われる言葉です。
「尽くす」は、「対象をなくす」という意味であり、「食べ尽くす」は「食べた結果、それがなくなった状態」を表します。
「食べ切る」とは?
「食べ切る」の意味と使い方について紹介します。
意味
「食べ切る」は「たべきる」と読み、「用意された・提供された食べ物を、残さず食べること」という意味です。
使い方
「食べきる」は、「全て食べてなくしてしまう」という意味だけではなく、自分に与えられた分量や献立を完食したという意味でも使われます。
目の前にあるものを人の分、自分の分にかかわらず食べてしまうのではなく、自分のノルマを達成した時の表現です。
「切る」は、「ある行為や変化の終わり」を意味する言葉で、「食べ切る」で「食べると言う行為を達成して終える」という意味になります。
どの程度の量を食べたか、という意味は含まれません。
「食べ尽くす」と「食べ切る」の違い!
「食べ尽くす」は、「ある量の食べ物を全て食べてしまい、何も残らないこと」です。
「食べ切る」は、「与えられた量の食べ物を残さず食べること」です。
まとめ
「食べ尽くす」と「食べ切る」は、どの程度の量を食べたかという違いがあります。
食べ放題が「食べ尽くす」で、大盛りが「食べ切る」と覚えておきましょう。