ここでは、住所における「丁目」と「番地」の違いを詳しく説明していきます。
「丁目」とは?
住所に付いている「丁目」とは、市区町村の中にある町をいくつかの区域に分ける場合に使われる表現です。
実例として、東京都の新宿区の中に「北新宿」という町がありますが、この町は行政的に4つに分けて管理されており、それぞれが一丁目から四丁目と表現されているという具合です。
住所としても、新宿区北新宿一丁目~となり、アラビア数字を使って「1丁目」のように表記しても構いません。
「番地」とは?
「番地」とは、先の「丁目」で分けられた区域の中の細かい区分けになります。
先の新宿区北新宿一丁目では、三十六番地まで存在しており、更にその中での区分けがある場合には、一丁目三番地の十五などとなり、「三番地の十五」までを合わせて「番地」と呼んでいます。
つまり、この北新宿という町は、まず「丁目」で4つ分けられており、それぞれの中でこのようにいくつにも細分化され、個別の住所となりいます。
こちらはアラビア数字で表すことが多く、「一丁目3番地」のように「丁目」の漢数字と混在しても、特におかしくありません。
尚、「一丁目三番地の十五」は、「1丁目3の15」としても同じ意味になり、実際にはこのような表記も多く見られます。
「丁目」と「番地」の違い
「丁目」は、市区町村の中に存在する町の大きな区分けで、その中で細分化されたものが「番地」という関係になります。
「番地」までの表記がないと詳しい住所が分からず、郵便物などが届かないので注意が必要です。
また、「一丁目三番地の十五」は、「1丁目3の15」と略せると書きましたが、もっと簡単に「1-3-15」としても通じることがほとんどです。
まとめ
「丁目」と「番地」の違いは、以上の通りです。
住所を誰かに教えるような場、「番地」まで含めてきちんと伝えましょう。
この場合にも「1-3-15」といった簡単な形でも構いません。