この記事では、「読み込む」と「読み取る」の違いを分かりやすく説明していきます。
「読み込む」とは?
「読み込む」とは、情報やデータを機械に取り込む為に行われる動作です。
ディスク類であれば、その為の装置を通して「読み込む」ことで、その中に記録されているデータが機械に取り込まれます。
ハードディスクやSSD、USBメモリなどのストレージ類から「読み込む」際にも、それができるような機器構成に(それと読み取り先のパソコン間でケーブルを繋ぐ、直接どこかのスロットに差し込む、など)した上で行われますが、読み込むべき媒体や機器が破損していたり、データなどが取り込む先のフォーマットに合っていないなどの理由から、必ずそれできるとは限りません。
「読み取る」とは?
「読み取る」も、同じく情報やデータを何かの機械に取り込む為に行われるものですが、ディスク類のそれに機器が必要になるような専用の手順ではなく、バーコードやQRコードに代表されるような見たものからそれができる場合に使われる言葉だと考えてください。
つまり、ハードディスクから情報を「読み込む」、バーコードなら「読み取る」と使い分ける言葉になりますが、厳密な定義ではない為、曖昧なケースもあります。
例えば、クレジットカードの情報は見ただけでは「読み取る」ことはできず、そのカードを通す機械が必要になります。
よって、ディスクのように「読み込む」とするのが正しい表現のように思えますが、「読み取る」とした方が合っています。
どちらでも対象となる情報やデータの扱いが変わる訳ではないので、ニュアンスとして合っている方を使えば問題ありません(間違っていても、意味自体は通ります)。
「読み込む」と「読み取る」の違い
「読み込む」と「読み取る」の違いを、分かりやすく解説します。
これらの言葉は上のように、どちらが表現として適しているかどういうだけの違いです。
クレジットカードの例のように、ちょっとした情報程度であれば、「読み取る」とする方が合っている場合が多いと考えていいでしょう。
まとめ
「読み込む」と「読み取る」は、このような違いになります。
それによる目的は一緒なので、間違って(合わない方を)使ったとしても、それほど問題はないので安心してください。