「お願い」と「強要」の違いとは?分かりやすく解釈!

「お願い」と「強要」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「お願い」「強要」の違いを分かりやすく説明していきます。

「お願い」とは?

「お願い」とは?

「お願い」は、「頼み」のことです。

「お願いしたが、聞いてくれるか分からない」といったような使い方になり、あくまで頼みというレベルなので、その通りに叶えてもらえれば幸運だという程度で使う表現です。

誰かに「お願い」された側も、すすんで協力する必要はなく、都合がつけば叶えてあげる(あげてもいい)という程度にしかとらない場合が多いです。

ただし、相手によっては聞かざるを得ないという場合もあるかも知れません。

「強要」とは?

「強要」とは?

「強要」は、無理矢理言うことを聞かせる、何かさせるという意味になります。

「これをするように強要された」と使った時には、無理矢理そのようにさせられたと表現しており、「頼み」というレベルではなく、「そのようにしろ」といったきつい達しだと解釈してください。

そこまでではないものの、断れないという意味から、「半ば強要に近い」のように使われることも多く、内容によっては犯罪行為にもなってしまうので、注意が必要になります(無理矢理人に何かをさせた場合には、「強要罪」という罪状が存在します)。

「お願い」と「強要」の違い

「お願い」と「強要」の違い

「お願い」「強要」の違いを、分かりやすく解説します。

このように、「お願い」「頼み」なので、聞いてもらえるとは限らず、そうされた側も無理に聞く必要はありません。

「強要」となると、無理矢理そのようにさせることになり、された側もまず断れないことになってしまいますが、これが行き過ぎると先のように、犯罪へと発展してしまうかも知れません。

ちょっとしたことの「強要」程度ではそうはならないものの、相手が嫌がっている内容の場合には、程度を問わず注意が必要になります。

よって、できればそのようなことはしないに限ります。

まとめ

まとめ

「お願い」「強要」は、このような言葉です。

立場を利用した「強要」は、世間では「パワハラ」とも呼ばれています。

「お願い」であっても、強くそうすると、両者の関係によっては「強要」に近くなることもあるので気を付けてください。