この記事では、「テンション」と「モチベーション」の違いを分かりやすく説明していきます。
「テンション」とは?
「テンション」とは、本来は「緊張」という意味になる言葉(元の“tension”の英語としての解釈)ですが、このカタカナ語としては、「気持ちや興奮の度合い」といった意味で使われることが多くなっています。
「すっかりテンションが下がった」のような使われ方をよく見聞きしますが、「すっかり気持ちが冷めてしまった」と言い換えることができ、このような解釈で、特に若者が好んで使っている傾向があります。
「モチベーション」とは?
「モチベーション」は、「意欲」と訳すことができる言葉です。
英語の“motivation”にも同様の意味があり、「やる気」と言い換えると分かりやすいでしょう。
「モチベーションが上がらない」とすると、「やる気が出ない」と言っているのと同じで、こちらも若者がよく使っている表現です。
「テンション」と「モチベーション」の違い
「テンション」と「モチベーション」の違いを、分かりやすく解説します。
「テンション」は、本来の英語としての意味では「緊張」となりますが、カタカナ語では「気持ちの高まり」について使われている言葉です。
尚、一部の業界では元の解釈からくる「張り具合」として用いられており、「ちょっと糸のテンションが弱い」とした時には、少し糸が緩んでいるという意味だと解釈されます。
「モチベーション」は、「やる気」と言い換えることができる言葉で、こちらも「テンション」と同様に、上がる、下がったなどと使われます。
「テンション」の方は、あくまで気持ちとしての度合いで、「モチベーション」は、何かを実行しようとする意欲という違いになります。
まとめ
「テンション」と「モチベーション」は、このように違います。
似ている部分もありますが、これらはきちんと使い分ける必要があります。