この記事では、「監修者」と「著者」の違いを分かりやすく説明していきます。
「監修者」とは?
「監修者」とは書物の、著述、編集などを監督する人のことを言います。
「彼が書いたわけじゃないが、監修者として名前が出ている」「この本の監修者は誰だ?すごくいい内容にまとまっている」「この本、間違いだらけ。
監修者は何をしていたの?」などと使います。
「著者」とは?
「著者」とは、本を書いた人のことを言います。
「筆者」と同じ意味となります。
「あちらに座っている方がこの本の著者らしい」「サインをお願いしたが、著者から断られた」「この本の著者は、一体どんな経歴なのだろう」などと使います。
「監修者」と「著者」の違い!
「監修者」と「著者」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は「書籍を出した人」という意味は共通しています。
ですが「監修者」と「筆者」は仕事内容が違います。
まず「監修者」ですが、これは本を書いたり、編集することを監督する人のことを言います。
例えば、本を書く、編集をするを全部一人でこなすということもあるかもしれません。
その場合は「私はこの本をたった一人で作った、著者であり監修者でもある」という言い方をしてもおかしくはありません。
一方で「著者」という言葉です。
こちらは書物を書いた人という意味となります。
ですから、文章を書いただけで、編集や監督など一切関わっていないという時は「著者」「筆者」となり、「監修者」とは言わないのです。
「監修者は監督する人」「著者は書き表した人」そのように言葉の意味を覚えておけば、使い分けに迷うことはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「監修者」と「著者」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
「監修者」とはある書籍を作るにあたって、文章、編集作業などの監督をしている人のことを言います。
「著者」はその文章を書いた人という意味です。
まったく意味が違う言葉ですので混同しないように気をつけて使ってください。