この記事では、「テコンドー」と「カポエイラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
気になるスポーツの差を調べていきましょう。
「テコンドー」とは?
テコンドーとは、韓国発祥の武術のひとつ。
本場の韓国では国技になっていて、国内には専門に教えてくれる大学の学科まであります。
空手のような服に、ボクシンググローブを身につけておこないます。
テコンドーの特徴は、華麗なキック技です。
腰から上に斜めに蹴り上げるイメージで、相手のボディ目がけてキックしていきます。
このほかボクシングパンチに似た、手技もあります。
テコンドーにはシュルと呼ばれる定型の型があって、その基本形にそって呼吸や技を完成させていきます。
そのため脳の活性化やストレス発散にも期待できるため、最近は習い事として注目をあつめています。
「カポエイラ」とは?
カポエイラとはブラジルの格闘技のこと。
Tシャツにラフなパンツで繰り広げていく、アクロバティックな競技です。
カポエイラは逆立ちしたりキックしたり、バク転をおこなったり、たくみに全身を使いながら武術をおこなっていきます。
音楽にあわせてリズムをとっていくので、陽気に楽しみながらレッスンできます。
ジンガやアウーなど100種類を超える技もあるので、学びがいもあるスポーツです。
カポエイラの魅了は呼吸にあわせて、普段動かさない筋肉をしなやかに動かしていくこと。
相手の攻撃から身を守るという側面もあるので、最近では「護身術」として習う女性も増えています。
楽しみながら自分を高めていける、明るいエクササイズです。
「テコンドー」と「カポエイラ」の違い
どちらも海外生まれの武術です。
「テコンドー」と「カポエイラ」の違いを、分かりやすく解説します。
・空手に似たテコンドー、ダンスに似たカポエイラ
「テコンドー」と「カポエイラ」はどちらも習い事として人気のスポーツです。
テコンドーは日本の空手や、柔道に似た武術です。
作法が細かく決まっているため、礼儀作法を養えるというメリットがあります。
またキックやパンチなど激しい動きも多いので、体全体を機敏に鍛えていけます。
攻めと受け身、どちらもバランスよく学べるので、人間力を整えたい場合にも向いています。
そしてカポエイラは、ヒップホップと合気道を組み合わせたような、ユーモラスな種目です。
音楽にあわせて体を動かすので、リズム感が身に付いたり、柔軟性が高まったりするメリットがあります。
他の武術よりもカジュアルな種目なので、初めて挑戦する方でも気負わずにできるという利点もあります。
大人の護身術としてもおすすめです。
まとめ
「テコンドー」と「カポエイラ」の違いを分かりやすくお伝えしました。
どちらもしなやかなボディを磨いていく、人気のスポーツです。
テコンドーは韓国生まれの武術で、心と体を鍛えていきます。
そしてカポエイラはブラジル生まれの武道で、音楽にあわせたダイナミックな技が魅力的です。
どちらも幅広い世代から親しまれています。