ちょっとした旅行やキャンプ場などで耳にする言葉は多くありますが、混同しがちなカタカナ言葉が存在します。
今回はこの2つについてご紹介しましょう。
この記事では「ログハウス」と「コテージ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ログハウス」とは
これは『木を丸太にしたものを組み上げて建てている小屋』を表す言葉です。
実は和製英語で『Loghouse』という言葉は存在しません。
平たく言ってしまえば『丸太小屋』を指します。
『ログハウス』を構成するのに特徴的なのは『丸太』であり、これがあれば『ログハウス』と呼ぶことが出来ます。
もともとはスカンジナビアの伝統的広報で18世紀ごろにアメリカに伝播して開拓時代のシンボルとなりました。
非常に造りが単純で、ある程度の基礎技術があればだれでも造ることができるのが特徴です。
更に耐久性や断熱性、強度や湿度調整にとても優れたものになっています。
1970年ごろに日本にも導入されて普及が進んでいます。
『ログハウス』というのは建物の構造にポイントを当てており、設備的なことに関しては特に定義が存在しないというのも特徴です。
「コテージ」とは
こちらは『住むことの出来る山小屋や山荘』のことを指します。
こちらはれっきとした英語で『Cottage』と綴ります。
そもそも語源が『Cot』と『age』で『家』や『場所』を表しています。
この語源の通り、『住むことのできる設備』があるかという部分にポイントが存在しています。
現在では軽井沢などの避暑地に『小別荘』や『バンガロー』的な寝泊りが出来る施設という意味で使われることが多いです。
程度の差はあるものの台所やダイニング、シャワーや浴槽、寝室なども完備しているものもあります。
少し本題から脱線すると『Cottage』という言葉を英語で使う場合は意味に気を付ける必要があります。
実は隠語で『同性愛者が性行為をする』という驚きの意味があり、もしも『動詞』でこの言葉を聞いた場合はそのニュアンスを含む言葉に様変わりしてしまいます。
「ログハウス」と「コテージ」の違い
この二つは『丸太小屋』か『宿泊できる山小屋や山荘』かという違いがつけられます。
実は丸太を使った宿泊施設というものもあり、『ログハウス』とも『コテージ』とも両方で呼ぶことが出来る場合もあります。
非常に線引きが曖昧で難しいですが、そういった意味では『単に丸太を使っている建物』場合は『ログハウス』で『宿泊できる施設』であれば『コテージ』と言っても差し支えありません。
まとめ
如何でしたでしょうか。
どちらも夏の観光シーズンや冬のスノーボードやスキーのシーズンにはよく使われる言葉ですが、それぞれのイメージを掴むことが出来たのではないでしょうか。
これ以外にも『ロッジ』や『ヴィラ』など別の方かな言葉で建物や宿泊施設を呼ぶこともありますので、是非調べてみては如何でしょうか。