この記事では、「表店」と「裏店」の違いを分かりやすく説明していきます。
「表店」とは?
「表店」は、「おもてだな」と読む言葉です。
主に商店の立地に対して使われる言葉で、表通りに面している店舗という意味になります。
「表店のテナントが空いたので、早速契約した」などと使われ、大抵の商売において、人通りが多く、商売に適している通りに出店したいのは言うまでもありません。
ですが、その分それ以外の場所と比較して賃料が高いのは言うまでもなく、店舗としての契約となると、一般の住居物件とは違って保証金というものも必要になります。
「表店」ともなると、100万円単位で必要になり、更に賃料の前払い(いわゆる前家賃)も必要になることから、ちょうど希望の場所が空いたとしても、それなりの資金がないと借りるのは難しいかも知れません。
「裏店」とは?
「裏店」は、「うらだな」と発音し、表通りではない場所にある店舗のことになります。
表通りから1本入った道にあったり、もっと奥まっていたりする場合もあり、どちらにしても「表店」ではないという意味で使われる言葉です。
「表店」の店舗と比較すると、どうしても立地的に不利になる為、売上げも伸びにくいかも知れませんが、その分賃料が安く、保証金なども含めてもそれほど費用を掛けずに出店できるというメリットがあります。
「表店」と「裏店」の違い
「表店」と「裏店」の違いを、分かりやすく解説します。
このように、これらの言葉は、商店が表通りに面しているか、そうではないかという違いになります。
見た目にも分かりやすいので、分かってしまえばどちらも簡単な言葉です。
よって、一番の問題は読み方かも知れません。
これらが「おもてだな」、「うらだな」とは、知らないとまず読めないので、「店」と書いて「だな」と読む点を忘れずに覚えておきましょう。
まとめ
「表店」と「裏店」は、このような言葉です。
特に飲食店は、「表店」と1本入った「裏店」ではすぐ近く同士でも、倍も売上げが違うことも少なくないと言われています。