「不義理」と「筋違い」の違いとは?分かりやすく解釈

「不義理」と「筋違い」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「不義理」「筋違い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「不義理」とは?

「不義理」とは?

「不義理」の意味と使い方について紹介します。

意味

「不義理」の意味は以下の2つです。

1つ目は「人に対して礼節や義理を欠いた言動をすること」という意味で、社会生活において、人からの信頼や厚意に応える為に努めなければならないことを怠る行為のことを言います。

2つ目は「人から借りた金品を返さないこと」という意味で、特に信頼してお金を貸してくれた人に対して返済しないことを言います。

使い方

「不義理」は形容動詞で「不義理だ・である」と使ったり、「不義理な人」と名詞を修飾して使います。

一般的には「不義理を働く」として使われることが多く、世話になった人を裏切る行為をすることを表します。

「不義理」は基本的に、誰かからの恩や厚意を踏みにじる行為のことを言います。

「筋違い」とは?

「筋違い」とは?

「筋違い」の意味と使い方について紹介します。

意味

「筋違い」の意味は、「ある物に対して斜めに当たる位置のこと」「道理に外れた言動をする様子」「見当違い」「無理な動きにより筋肉を痛めること」という意味があります。

それぞれの意味で日常的によく使われています。

使い方

「筋違い」は、その時のシーンにより意味が違ってきます。

「不義理」に関連する意味として使う場合、「道理に外れた言動をする様子」という意味です。

本来するべきことをしなかったり、誰が見ても非常識と思う言動をすることを言います。

「筋違い」の場合は、誰かから恩を受けたことに対する行為ではなく、自分で道理に外れた言動をすることを表します。

「不義理」と「筋違い」の違い!

「不義理」と「筋違い」の違い!

「不義理」は、人から受けた厚意や恩を裏切る言動のことです。

「筋違い」は、自ら道理に外れた言動をすることです。

まとめ

まとめ

「不義理」「筋違い」は、背景にあるものが違います。

どちらも人間関係にはとても大切なことですので覚えておきましょう。