この記事では、「うまい」と「おいしい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「うまい」とは?
「うまい」の意味と使い方について紹介します。
意味
「うまい」は「飲食物の味が良いこと、おいしいの雑な言い方」「技術や技量が優れている」「自分にとって都合がいい」という意味があります。
食べ物に関して使われる場合、風味が良いことを表します。
使い方
「うまい」は形容詞であり、料理に対する感想として一言「うまい」と使われたり、「うまい話」と名詞を修飾する言葉として使われたりします。
料理を表す時には「美味い」「旨い」と表記され、「技術や技量」「都合がいいこと」は「上手い」と表記されることもあります。
「うまい」は「おいしい」をぞんざいにした言葉であり、主に男性が使うもので、女性はあまり使いません。
「おいしい」とは?
「おいしい」の意味と使い方について紹介します。
意味
「おいしい」は「飲食物の味が良いこと、うまいの上品な言い方」「自分にとって都合が良い」「好ましい」という意味があります。
食べ物に関して使われる場合、風味が良いだけではなく、盛り付けや雰囲気なども含めて良いという意味です。
使い方
「おいしい」は男女共に使える言葉ですが、元々は女性語として使われていました。
室町時代に宮仕えをしていた女性が使っていた言葉で、その為に上品な言葉として定着したのです。
また、「美味しい」という表現は、料理の味だけではなく食材そのものの味や環境、場所、一緒に食事をする人や会話などの状況を全て含めて満足した時に使われます。
「うまい」と「おいしい」の違い!
「うまい」と「おいしい」の違いを分り易く説明します。
使う人
「うまい」は、主に男性が使う言葉です。
「おいしい」は、上品な言葉として男女共に使えます。
意味合い
「うまい」は、料理そのものの風味が良いことです。
「おいしい」は、料理だけではなく食事をする環境なども含めて良いことです。
まとめ
「うまい」と「おいしい」は、カジュアルか上品かという違いです。
最近では女性も「うまい」という人が増えていますが、人前では「おいしい」を使いましょう。
