この記事では、ラーメンの「二郎系」と「二郎系インスパイア」の違いを分かりやすく説明していきます。
ラーメンの「二郎系」とは?
ラーメンの「二郎系」の意味と概要について紹介します。
「二郎系」の意味
「二郎系」は「じろうけい」と読みます。
意味は、「ラーメン二郎〇〇店という名前で営業をしていたのが、何かの理由で違う名前になったお店のこと」です。
「二郎系」の概要
「二郎系」は、元々「ラーメン二郎〇〇店」という店名で営業していたのですが、何らかの理由により違う店名になり営業していることを言います。
メニューも店舗も「ラーメン二郎」をそのまま受け継いでいます。
そもそも、「ラーメン二郎」とは、1970年代に三田本店がオープン、ただでさえこってり大盛りであるにもかかわらず、学生を対象に大盛りが追加され、「呪文」という独自の注文システムで人気になりました。
この「ラーメン二郎三田本店」で修行してのれん分け許され、「ラーメン二郎〇〇店」と名乗っていたお店が、店名を変えてもそのまま「ラーメン二郎」の味を守り続けていることから「二郎系」と呼ばれます。
ラーメンの「二郎系インスパイア」とは?
ラーメンの「二郎系インスパイア」の意味と概要について紹介します。
「二郎系インスパイア」の意味
「二郎系インスパイア」とは、「ラーメン二郎に直接関係ないけれども、ラーメン二郎に似たラーメンを作るお店のこと」という意味です。
「二郎系インスパイア」の概要
「二郎系インスパイア」は、店名はもちろん、店舗の様子やロゴなどは全くのオリジナルですが、注文方法やラーメン自体が「二郎」とそっくりです。
「インスパイア」は「触発される」という意味で、「ラーメン二郎に触発されているお店」として使われています。
本家の「ラーメン二郎」も「インスパイア」を黙認することにより、より注目される様になるというメリットがあるのです。
ラーメンの「二郎系」と「二郎系インスパイア」の違い!
「二郎系」は「ラーメン二郎〇〇店から店名を変えたラーメン店のこと」です。
「二郎系インスパイア」は「ラーメン二郎とは関係なく、ラーメン二郎に似たラーメンのお店のこと」です。
まとめ
今回はラーメンの「二郎系」と「二郎系インスパイア」の違いをお伝えしました。
「二郎系はのれん分け」、「二郎系インスパイアはオリジナル」と覚えておきましょう。