「ポタージュ」と「スープ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ポタージュ」と「スープ」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「ポタージュ」「スープ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ポタージュ」とは?

「ポタージュ」とは?

スープのことです。

日本では、とろみが強く、不透明なものをこの名で呼んでいます。

この料理には、コーンポタージュ、かぼちゃのポタージュ、さつまいものポタージュ、にんじんのポタージュなど、さまざまな種類があります。

食材を適当な大きさに切って煮たものではなく、食材はミキサーやフードプロセッサーにかけてなめらかにされています。

コーンポタージュの作り方を簡単に解説します。

主な材料は、コーン、たまねぎ、牛乳、コンソメ顆粒、塩、コショウです。

コーンとたまねぎを炒めた後、水を加えてひと煮たちさせます。

粗熱が取れたらミキサーまたはフードプロセッサーにかけてなめらかにします。

これを鍋に移し、牛乳、塩、コショウ、コンソメ顆粒を加えて沸騰寸前まで温めます。

これで完成です。

好みでパセリを散らします。

このように食材はなめらかにされています。

「ポタージュ」の使い方

とろみがあり、不透明な汁ものの料理を指して使用する言葉です。

「スープ」とは?

「スープ」とは?

野菜、魚介類、肉類などから取った煮だし汁に味つけをしたものです。

西洋の汁物を指します。

広い意味では日本の味噌汁やすまし汁もこれに含まれます。

この料理には、さまざまな種類があります。

クラムチャウダーは貝類と牛乳を使用したものです。

ミネストローネは、たまねぎ、にんじん、トマトなど、さまざまな種類の野菜を使ったものです。

たまねぎスープは、薄切りにしたたまねぎをたっぷりと使ったものです。

この他にも、まだまだたくさんの種類があります。

この料理には、具材が形がわかるように入っていることもあれば、具材が入っていないものもあります。

また、とろみのあるものと、ないものとがあります。

たまねぎスープの作り方を簡単に説明します。

主な材料は、たまねぎ、コンソメ顆粒、塩、コショウ、バターです。

たまねぎを薄切りにして、バターをひいたフライパンで飴色になるまで炒めます。

鍋に移して、水、コンソメ顆粒、塩、コショウを加えて、ひと煮たちさせます。

これで完成です。

「スープ」の使い方

西洋風の汁物を指して使用する言葉です。

広い意味では味噌汁も含まれますが、日本ではこれを「スープ」とはあまりいいません。

「ポタージュ」と「スープ」の違い

「ポタージュ」と「スープ」の違い

「スープ」には、とろみのあるものと、ないものがあります。

とろみがあるものが「ポタージュ」です。

「ポタージュ」の例文

「ポタージュ」の例文

・『コーンポタージュを作る』
・『ポタージュを飲んで体が温まった』
・『温かいポタージュは寒い日にうれしい』
・『温めるだけで食べられるポタージュ』

「スープ」の例文

「スープ」の例文

・『たっぷりのスープを作る』
・『スープにパンを浸して食べる』
・『たまねぎがたくさん入ったスープ』
・『スープを作り置きしておく』

まとめ

まとめ

「スープ」の一種が「ポタージュ」です。

とろみのあるものは「ポタージュ」と読んでいます。