この記事では、「手順」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「手順」の意味
「手順」の意味は以下の通りです。
1つ目は「進め方」です。
ある物事をおこなう時に、効率のいいやり方をいいます。
初めての人でも簡単に取り組めるように書かれた、マニュアルのようなものを示します。
「これから手順をご説明いたしますので、メモを取りながら聞いてください」のように使います。
続いて2つ目は「将棋や囲碁の戦術」をあらわします。
どのような順番で駒を打ったのか、解説していく時に用いられる表現です。
やや専門的な表現になります。
一般の生活では、おもに1つ目の訳で使われます。
とくに初めての体験や作業をする時に、説明したり尋ねたりするシーンで用います。
「手順を教えます」や「手順を聞いていいですか」のように使います。
自己流に進めてしまうと失敗しそうな時に引用できるので、覚えておくといいでしょう。
「手順」のポジティブな言い換え
「手順」のポジティブな言い換えは以下の通りです。
・『段取り』
ビジネスで重視される力です。
ひとつのプロジェクトをおこなう時に、何をどのような順番でおこなうか考えることをいいます。
ダラダラ仕事をするのではなく、計画表にそって実行することをいいます。
こうした実力があることを、段取り力といいます。
近年とくに重視されている力です。
・『やり方』
同じような意味があるのが「やり方」です。
進め方にも置き換えでき「やり方を教えてください」や「やり方を説明します」と使います。
・『マニュアル』
誰が見ても仕事の進め方がわかる、説明書をあらわします。
日本語では「手順書」と置き換えられることも多いです。
口頭ではなく、文書化された書類をいいます。
「手順」の類語や言い換え
「手順」の類語や言い換えは以下の通りです。
・『手はず』
手はずとは、流れのこと。
「手はずを整える」というと、前もって準備を進めることをいいます。
予定表にそって、迅速に準備することをあらわします。
・『順序』
手順とほぼ同じ意味があって、物事の流れをあらわしています。
この作業をおこなったら、次に実施することを示してあります。
・『ルール』
守らなければいけない、決まりをあらわしています。
マニュアルと同じような意味があります。
まとめ
今回は「手順」について紹介しました。
「手順」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。
