この記事では、「インフルエンサー」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「インフルエンサー」という言葉の意味
「影響」や「感化」などを表す英単語「influence(インフルエンス)」と、「動作をする人」を表す「er」を組み合わせた「インフルエンサー」という言葉は、世間の人たちに対して大きな影響力を持つ人を表し、ブログやツイッターなどのSNSを駆使(くし)して、新たなビジネスやムーブメントなどを生み出すことができる人を指して用いられる文言になります。
「インフルエンサー」という言葉の1つ目の意味は、「世間に与える影響力が大きい人物」です。
2つ目は「拡散力のある言葉を持っている人」などという意味合いで使われています。
「インフルエンサー」の類語や言い換え
「インフルエンサー」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。
・『カリスマ』
「恵み」や「恩恵(おんけい)」などを表すギリシア語の「カリス」を語源とする言葉で、「人々をひきつけて心酔させる力をもつ者」や「超人間的な資質や能力」などを示す表現として用いられています。
・『アンバサダー』
「大使」や「外交官」などを表す英単語「ambassador」を由来とする言葉で、日本語の意味においては「代表」や「公式の代理人」などと言う意味合いで用いられる文言です。
・『人気ブロガー』
「ブログを公開している人気者」や「人気のあるブロガー」などを表す言葉で、自らのブログを立ち上げて情報を発信し、世論や流行などへの影響力が大きい人を指して使われる表現です。
・『先導者(せんどうしゃ)』
文字どおり「先に立って導く者」を表し、人々の先頭に立って、皆を正しい方向に導く人を指して用いられる文言になります。
「インフルエンサー」の類義語
「インフルエンサー」の類義語は以下の通りになります。
・『客寄せパンダ』
「イベントの目玉」や「高い集客能力を持つ見世物(みせもの)」などを示す言葉で、数多くの人々を寄せ集めたり、注目を引いたりするために利用する人気のあるパンダに例えた表現です。
・『広告塔(こうこくとう)』
宣伝するために建てられた塔状の建造物を表し、転じて「広告のために利用される著名人」や「宣伝を請け負った有名タレント」などを示す文言になります。
・『オピニオンリーダー』
「意見」や「考え」などを表す英単語「opinion」と、「指導者」を意味する英単語「leader」を組み合わせた「opinion leader」を由来とする言葉で、「人々の購買行動に大きな影響を及ぼす人物」や「あるコミュニティにおいて強い影響力を持つ存在」などを表現しています。
・『伝道師(でんどうし)』
「教義や信仰などを伝えひろめる人」や「物事の良いところを人に伝えて広める者」などを表し、本来はキリスト教における正教師の資格を持たない者を指して使われていた文言です。
まとめ
今回は「インフルエンサー」という言葉について紹介しました。
「インフルエンサー」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。
