この記事では、「炊き込み」と「早炊き込み」の違いを分かりやすく説明していきます。
「炊き込み」とは?
自分が食べたいと思う食材を選んで切り、米と炊いたご飯を「炊き込み」【たきこみ】といいます。
よく使われている具材は油揚げと鶏肉、人参、牛蒡を小さく切り、洗った米と一緒に炊飯器で炊くのです。
日本国民に親しまれている料理であり、具と調味料を加えて30分から40分ほど炊くだけで香り豊かな「炊き込みご飯」ができます。
一般的には五種の食材を入れて炊いたご飯を指し、すでに調味料で味付けされているため後から味を付けなくてもいいのが魅力です。
「早炊き込み」とは?
通常は40分から50分かかるところ、30分ほどで炊き上がるのが「早炊き込み」【はやたきこみ】です。
お米に水を染み込ませたり、炊き上がった後に蒸らす時間を短くする炊飯器の機能を使って炊きます。
このとき、ふっくらお米を美味しく炊き上げるには洗った後、水に1時間浸しておく手間をかけることです。
この手間によりお米の甘みが引き立ち、1粒がふっくら仕上がります。
ただ、かために炊き上がるので、入れる具の水分量を調べてから水の量を考えて炊くのが注意点です。
「炊き込み」と「早炊き込み」の違い
「炊き込み」と「早炊き込み」の違いを、分かりやすく解説します。
お米を使った「炊き込み」は、色々な具を入れて炊くご飯料理を指します。
炊くときは醤油や塩といった調味料を入れて炊くためご飯の色が白米とは違い、香りも豊かです。
秋は松茸、春は筍といったように季節の食材を使うのも独特な味と香りが楽しめる「炊き込み」になります。
また、グリーンピースや小豆といった豆本来の旨みを楽しめる「炊き込みご飯」の人気なところです。
もう一方の「早炊き込み」は米と食材を短時間で炊き上げるご飯料理を指します。
炊飯器の早炊きコースを選べば通常よりも10分から15分ほど早く炊き上がるのです。
普通コースよりもお米に水分を吸収させたり、蒸らす時間を短くしているため早く炊けます。
まとめ
具と一緒に炊き上げますが、炊く時間に違いがあります。
どのくらいの時間がかかるか実際に作り、比較するのもまた学びとなるでしょう。