この記事では、「マンネリ」と「お決まり」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「マンネリ」とは?
何度も同じ行動しては、刺激が得られない状態になってしまうことを「マンネリ」といいます。
「マンネリな動き」と、いつもとまったく変わらない行動につまらなさを感じてしまうのです。
元々は“mannerism”と英語で書き、新鮮味が無いので面白くないといった「マンネリズム」が元になっています。
このように、普段となんら代わり栄えせず、面白さが感じられない状態を指すのです。
「お決まり」とは?
普段と何ら変わらず、ありきたりな動きや考えを「お決まり」【おきまり】といいます。
「いつもお決まりの意見しか言わない」と、いかに同じか伝えるので、話にもならないと思うのです。
また、「お決まりの色しか着ない」と何も変わりが無く、平凡な人だと思う場面でも使われています。
このように、なんらいつもと変わりがないため安心であり、悪いところがないと伝えられる場面でも使われている言葉です。
「マンネリ」と「お決まり」の違い
ここでは「マンネリ」と「お決まり」の違いを、分かりやすく解説します。
いつもと同じように、ちっとも代わりばえがなく、面白みがないと思う行動や考え方を指すのが「マンネリ」です。
ずっとそこにいて、同じ行動していればいくら仲良しであっても刺激を感じなくなり、つまらないと思ってしまいます。
もう一方の「お決まり」は、いつもと変わらぬありきたりな行動が見られる人に対して使われています。
また、「お決まりの文句しか言わない」といえば、変わりがない言葉を伝えられる面白みが無い人に対して小馬鹿にする気持ちを込めて使うのです。
「マンネリ」の例文
・『10年も同棲しているとマンネリして恋愛感情が薄れてしまう』
・『マンネリな2人は話もせず、目も合わせようとしなかった』
「お決まり」の例文
・『お決まりの宣伝文句で商品を売る販売方法は古典的だ』
・『お決まりの言葉しか使わない上司からはやる気が見られない』
まとめ
似ているようで使い方に違いがありますので、そこを重点的に学び、相手の動きや話す言葉はどちらに当てはまるか学んでみるといいでしょう。