この記事では、「困惑」と「当惑」の違いを分かりやすく説明していきます。
「困惑」とは?
「困惑」とは、どうしていいかわからなくなり、困っていることを表す言葉です。
突然起こったできごとに困っている時や、自分に言われても対応できず困るといった時に「いきなりのことで困惑しています」という風に使います。
「当惑」とは?
「当惑」とは物事の解決方法に困っていること、どうすればいいかわからないといった状態を言う言葉です。
また「当惑顔」という言葉もありますがこれは、物事の解決方法がわからない、困ったという表情のことを言います。
「彼は当事者のくせに当惑顔をしていた」「彼女は突然、聞かれて当惑している様子だった」という風に使います。
「困惑」と「当惑」の違い!
「困惑」と「当惑」の違いを、分かりやすく解説します。
「困惑」とはどうしていいかわからずに困ることを言います。
自分に関係がないこと、迷惑を被っている時などに、はっきりと「自分には無関係だ」「迷惑だ」と言うのがきつい表現になる時に「困惑しています」という風に使うと角が立たず困っている気持ちを伝えることができるのです。
一方で「当惑」とは、その場において起こっている物事に対して、解決方法がなく困る、途方に暮れる、どうしていいかわからなくて戸惑うといった時に使います。
相手に突然されたことに対して、どうすればいいかわからない、という状態を表すのです。
どちらも同じような意味合いですが、「困惑」は迷惑で困るといった気持ちの時に使うことが多く、「当惑」とは物事の解決方法がわからない、どうしていいかわからずに困るといった時に使うことが多いでしょう。
ほとんど同じような意味合いではありますが、状況に応じて合う方を選ぶようにしてください。
まとめ
いかがでしたか。
「困惑」と「当惑」、それぞれの言葉の意味、使い方を説明しました。
ほとんど同じような意味合いなのですが、微妙な違いがありますので意味を理解して、使い分けるようにしましょう。