「根拠」と「裏付け」の違いとは?分かりやすく解釈

「根拠」と「裏付け」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「根拠」「裏付け」の違いを分かりやすく説明していきます。

「根拠」とは?

「根拠」とは?

「根拠」とは、その元となる理由という意味の言葉になります。

「何かしらの根拠がないと、こんなことはできないだろう」と使うと、こんなことを行う理由があるからこそやっているという解釈になり、「根拠がないのに、すごい自信だな」とすると、元になる理由もないのに大した自信だと言っている使い方になります。

ただし、理由とは言っても、それが正しいとは限らず、「自分なりの根拠があってしたことだが、そこからして間違っていたようだ」などという使い方になることもあり、その実行に対しての理由にはなるものの、それが間違いだということも少なくありません。

「裏付け」とは?

「裏付け」とは?

この「裏付け」は、確実な証拠(理由)のことで、事柄によっては、これがあるかないかがとても大切になります。

例えば、誰かが犯人だといったような時に、その「裏付け」があれば、その人は確実に犯人ということになりますが、ない場合には下手に疑いは掛けられません。

確かなそれという意味になるので、何となくそのように思う、感じるという意味で使うことはできず、使う際には慎重にならないといけない言葉だと考えてください。

「根拠」と「裏付け」の違い

「根拠」と「裏付け」の違い

「根拠」「裏付け」の違いを、分かりやすく解説します。

「根拠」は、そのように思う、そう感じる理由といった意味になり、「裏付け」は、確実な証拠(理由)のことです。

使い分けとして、「彼が犯人だと思う根拠」とした時には、そう思う理由という意味なので、それが間違っている可能性も否定できませんが、「~思う裏付け」となると、確実にその彼が犯人だという確実な証拠のことになります。

つまり、「裏付け」の方が間違いがない強い意味合いになる言葉だと覚えておきましょう。

まとめ

まとめ

「根拠」「裏付け」は、このような違いがあります。

「根拠」は、あくまでそのように思っている、感じているというだけで、確実なものという意味ではないので注意が必要です。