この記事では、「クーピー」と「色鉛筆」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クーピー」とは?
「クーピー」とは、サクラクレパス社が開発し、発売しているプラスチックが主な原料となっている「色鉛筆」で、正式な名称は「クーピーペンシル」と言います。
「鉛筆」と言えば、芯の部分が持ち手となる木材で覆われている筆記具で、芯が減っていく度に、その持ち手になる部分を削っていって使用するものですが、この「クーピー」には、芯と持ち手(その周り)という区別がありません。
よって、「全体が芯」だと表現することができ、その芯自体を持って書くことになると考えてください。
よって、芯を直接触っていることになりますが、手に色などが付くことがないのが最大の特徴で、全て使い切ることが可能となっています。
「色鉛筆」とは?
「色鉛筆」は、一般的な鉛が芯の主成分となっている鉛筆とは違い、芯に顔料が使われています。
その為、黒以外の様々な色のものがあり、プロの画家が使用することも多いです。
使い方は普通の鉛筆と同じですが、芯の成分から、書いたものは消しゴムで簡単に消すことはできません。
先の「クーピー」は、この色鉛筆の芯に独自の改良を加え、それだけにしてしまったものだと考えると分かりやすいでしょう。
色鉛筆の芯は、色は手に付いてしまいますが、「クーピー」では、それがないように、ワックスなどの他の成分がうまく配合されています。
「クーピー」と「色鉛筆」の違い
「クーピー」と「色鉛筆」の違いを、分かりやすく解説します。
「クーピー」は、全てが「色鉛筆」の芯だと表現できる筆記具で、手には色が付かない独自の工夫がされています。
全60種類の色が用意されており、「クーピーペンシル」という正式な名称で、サクラクレパス社の登録商標となっています。
「色鉛筆」は、普通の鉛筆に酷似した見た目ながら、様々な色のものがあります。
微妙な色の違いも合わせて500色があると言われており、その1本1本でも購入できますが、12色、24色などというセットでもよく発売されています。
まとめ
「クーピー」と「色鉛筆」は、このように違います。
「クーピー」は、小さい子供に人気の筆記具で、画用紙には書けても手には付かないという不思議さも、子供には受けがいいようです。