この記事では、「not only but also」と「as well as」の違いを分かりやすく説明していきます。
「not only but also」とは?
「not only but also」とは、「not only A but also B」のかたちで「AだけではなくBも」の意味を持っている英語のイディオムです。
「not only A but also B」では、「A」の内容よりも「B」の内容が強調されることになります。
「A」について初めに述べた後、それだけではなく「B」もあるという文章です。
「as well as」とは?
「as well as」とは、「A as well as B」のかたちで「BだけではなくAも」を意味している英語のイディオムです。
「A as well as B」は、「B」の意味よりも「A」の意味のほうに重きが置かれていると解釈することができます。
「A」が相手に伝えたいメインの内容で、その後に続く「B」は「A」の内容に追加するニュアンスになります。
「not only but also」と「as well as」の違い
「not only but also」と「as well as」の意味の違いを、分かりやすく解説します。
「not only but also」と「as well as」はどちらも「AだけではなくBも」と翻訳されることが多いですが、「A」と「B」のどちらを強調しているのかに違いがあります。
「not only A but also B」は「AだけではなくBも」ですが「A」よりも「B」に重点があります。
一方、「A as well as B」は「BだけではなくAも・Aは当然であるがBも」といったニュアンスで、「B」よりも「A」が強調されている点が違います。
「not only but also」の例文
・『He is not only well-educated but also good-looking』(彼は学歴があるだけではなくルックスも良い)
・『Not only did I fight with my lover, but I also lost my wallet. 』(恋人と喧嘩しただけでなくサイフも落とした)
「as well as」の例文
・『He excels in studies as well as good at sports』(彼はもちろん学業優秀ですがスポーツも得意です)
・『She is good at cooking as well as an elite office worker』(彼女はエリートサラリーマンなだけではなく料理も得意です)
まとめ
この記事では、「not only but also」と「as well as」の意味の違いを詳しく解説しましたがいかがでしたか「not only but also」と「as well as」の意味の違いや例文を知りたいときは参考にしてください。