この記事では、「ネタ」と「コント」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ネタ」とは?
芸能人が舞台上で客に披露する「コント」の元になっているのが「ネタ」です。
新聞や雑誌に掲載する記事の元になっている事件や事故はまさしく「ネタ」といえますし、演芸では「ネタ」で笑いをとるために使います。
「ネタにする」ものを探すのも腕の見せどころであり、学校でやってしまった失敗談であったり、ドジを踏んだ話といったものが「ネタ」になるのです。
「コント」とは?
舞台の上でお笑いを仕事としている人が役になり切って動いたり、話すことを「コント」といいます。
フランス語では「寸劇」を表すように、すぐ出来る簡単な劇を繰り広げるのです。
例えば、住民同士の交流を描きながら笑い話を取り入れて客を笑わせます。
舞台には複数人が立ち、まるでドラマのように演じて笑い話を繰り広げます。
内容は面白い話を中心に描き、人々を心から楽しませるのです。
「ネタ」と「コント」の違い
ここでは「ネタ」と「コント」の違いを、分かりやすく解説します。
笑いを届ける人が話す参考にするのが「ネタ」です。
寿司の上にのせる魚とも言える元であり、エッチな話から失敗談、失恋といった幅広い話題を取り上げて話の「ネタ」にします。
もう一方の「コント」は芸人が舞台の上で事前に覚えた台詞で掛け合い、寸劇を繰り広げて客を笑わせるのです。
時に怒り、驚かせる動きして見せた後、最後は笑わせるのです。
「コント」は面白い「ネタ」があってこそ成立します。
「ネタ」の例文
・『芸人は日常生活からネタとなる話題を探すのがうまい』
・『ネタに流行や変わった人の話を取り組むのも面白い』
「コント」の例文
・『役者のように熱い感情を込めてコントにする芸人もいる』
・『最初から冷めた話し方して、客を笑わせるコントも人気だ』
まとめ
どちらも芸人にとって必要なものです。
どのようなものが「ネタ」になり、「コント」につながっていくのかに注目して、使い分けてみましょう。