この記事では、「買い手」と「貸主」の違いを分かりやすく説明していきます。
「買い手」とは?
「買い手」とは、買う側の人や団体を指して使う言葉です。
対義語は「売り手」になり、販売する方のことになります。
この「売り手」が存在していることで、「買い手」が購入することができるという関係になります。
一般の商店では、お店の店員さんが「売り手」で、お客さんが「買い手」です。
その店員さんが雇われたアルバイトなどだったとしても、販売する側には変わらないので、「売り手」と表現して構いません。
「貸主」とは?
この「貸主」は、不動産の取引において、貸す側の人や団体の表現になります。
不動産屋で見付けた物件ではその不動産屋がそれになると思われるかも知れませんが、「仲介」の場合には物件の持ち主との間に入るだけになるので、この「貸主」は物件の持ち主になります。
不動産屋自体が所有している物件であれば、「貸主」がその不動産屋です。
つまり、物件の所有者、または自由にその物件を貸す、貸さないと決めることができる人や会社などがこのように表現されます。
「買い手」と「貸主」の違い
「買い手」と「貸主」の違いを、分かりやすく解説します。
これらはカテゴリーが異なる言葉で、「買い手」は、販売行為において、購入する側の人や団体のことで、「貸主」は、対象の物件を自由に貸すことができるそれらの表現になります。
少し解釈が難しいケースとして、物件の所有者から借りている人や団体が「貸主」になる場合があります。
いわゆる「又貸し」になる訳ですが、所有者からそれを許可されていれば、何の問題もなく「貸主」になることがでKます。
まとめ
「買い手」と「貸主」は、このような言葉になります。
「売り手」との比較の方が分かりやすいかも知れません。
その「売り手」も、販売するものを作った人とは限らず、そこから仕入れて販売しているということの方が多く見られます。