この記事では、「レッサーパンダ」と「パンダ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レッサーパンダ」とは?
「レッサーパンダ」とは、「パンダ」と名前は付くものの、一般的に思い浮かべるあの白と黒の「パンダ」ではなく、アライグマが大きくなったような見た目をしています。
日本でこの「レッサーパンダ」が有名になったのは、千葉市動物公園の「風太」の存在です。
「レッサーパンダ」は後ろ足で人間のように立つことができる動物で、普段はあまりそのようなポーズをとることはありませんが、その「風太」は頻繁にその格好が目撃され、テレビのニュースでも度々話題になりました。
ここから「レッサーパンダ」の存在が世の中に広まり、今日に至っていると言っても過言ではないでしょう。
それまでは日本ではほとんど親しみのない種類の動物でした。
「パンダ」とは?
日本で「パンダ」と言えば、白と黒の「ジャイアントパンダ」のことを想像しますが、この「パンダ」と表現すると、正確には先の「レッサーパンダ」も含めた意味になります。
よって、白と黒のパンダの方は、「ジャイアントパンダ」と表現しないといけませんが、すっかり「パンダ」だけでそちらを指すようになってしまっているので、一般にはその解釈でいいのかも知れません。
「レッサーパンダ」と「パンダ」の違い
「レッサーパンダ」と「パンダ」の違いを、分かりやすく解説します。
このように、「レッサーパンダ」と「(ジャイアント)パンダ」は別の種類の動物です。
「レッサーパンダ」はレッサーパンダ科で、ジャイアントパンダは熊科の動物なので、動物の大きなカテゴリー分けとなるそこからして違います。
「パンダ」だけで「ジャイアントパンダ」のことを表すのは、日本だけだと考えておいてください。
他の国では、どちらのことなのかと聞き返されてしまいます。
まとめ
「レッサーパンダ」と「パンダ」は、このような違いになります。
「パンダ」は、できればきちんと「ジャイアントパンダ」と使うようにしておくといいでしょう。