この記事では、「一夜干し」と「干物」の違いの違いを分かりやすく説明していきます。
「一夜干し」とは?
「一夜干し」の意味と概要について紹介します。
意味
「一夜干し」とは「いちやぼし」と読み、「魚などに軽く塩を振り、一晩外気に当てて晒したもの」という意味です。
概要
「一夜干し」は天日に当てずに一晩干すだけですので、軽く水分が抜くことを目的としており、食感が残りますが保存はききません。
常温ではなく冷蔵庫での保存が必要です。
「干物」とは?
「干物」の意味と概要について紹介します。
意味
「干物」は「ひもの」と読み、「魚介類などの身を干して乾燥させて作ったもの」という意味です。
1時間干したもの、一夜干し、2日~3日干したもの、1週間干したものなど、全て含まれます。
概要
「干物」は日本だけではなく、保存食として世界中で作られている製法で、魚介類だけではなく様々な食材に使われています。
「干物」は天日や風にあてて水分を蒸発させ、食品を腐敗させる原因になる微生物の活性化を抑えます。
また、乾燥させることでタンパク質が分解されて旨味が増し、独特の食感と風味が出るのです。
「一夜干し」と「干物」の違いの違い!
「一夜干し」は、「『干物』のうち、魚介類に塩を振り、一晩外気に晒して干したもの」です。
「干物」は、「魚介類などの身を干して乾燥させたもの」です。
まとめ
「干物」は「魚介類を干したもの」であり、「一夜干し」はその製法の一つを表した言葉です。
「一夜干し」は「干物」に含まれると覚えておきましょう。