「表情」と「顔色」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「表情」と「顔色」の違いとは?言い換え

この記事では、「表情」「顔色」の違いを分かりやすく説明していきます。

「表情」とは?

表情とは、感情によって変化する顔つきや身振りのことをいいます。

怒っている時には眉間にしわが寄ったり、口角が下がったりします。

その反対に嬉しい時や楽しい時には、口角が上がり自然に笑顔になります。

「悲しげな表情」といったりもします。

また、表情は状況や様子、情景を表すこともあります。

その場合、「被災地の表情」といった使い方をします。

「顔色」とは?

顔色とは、顔の表面の色のことをいいます。

「顔色が悪い」といったりします。

この場合、いつもと顔色が異なっていて体調が悪そうに見えることを指しています。

顔の色が青白かったり、くすんで見えたりする場合に用いられます。

また、顔色には感情の動きが表れた様子といった意味もあります。

「顔色をうかがう」といった使い方をします。

「顔色をうかがう」は、相手の機嫌や心情を察しようと表情を観察することを表しています。

「表情」と「顔色」の違い

表情は感情によって変化する顔つきや身振りのことで、顔色は顔の表面の色のことをいいます。

ただし、顔色は「顔色をうかがう」といったように、顔に感情の動きが表れた様子を表すこともあります。

この場合、顔色は表情とほぼ同じ意味で用いられます。

「表情」の例文

・『彼は表情が豊かなので、機嫌が良い時はすぐに分かります』
・『受験が終わるとストレスから解放されたのか彼女の表情は明るくなりました』
・『愛犬を亡くした彼女の表情は悲しげでした』

「顔色」の例文

・『顔色が悪いのでちょっと休憩した方がいいでしょう』
・『前よりも顔色が良くなってきたので安心しました』
・『彼は上司の顔色をうかがってばかりいます』

まとめ

表情は感情によって変化する顔つきや身振りのことで、顔色は顔の表面の色のことです。

顔色には顔に感情の動きが表れた様子という意味もあり、その場合には表情とほぼ同じ意味で用いられています。