この記事では、「初回」と「最初」の意味や違いを説明していきます。
「初回」とは?
1番最初の回を「初回」【しょかい】といいます。
例えば、「初回の人のみ半額になる」といえば、まだサービスを利用していないのであれば通常の料金よりも半分の利用料金で使えると言えるのです。
それも、1回目だけの割引であると伝えられるので、2回目はないと伝えています。
使い方としては、「初回限定の特別コース」と初めて利用する人だけに限って提案するプランであると伝えられるのです。
「最初」とは?
物事が始まるとき、1番はじめとなることを「最初」【さいしょ】といいます。
例えば、「最初が肝心だ」というと、1番はじめの行動がきちんとしていなければ後がうまくいかないと伝えられるのです。
使い方としては、「最初は何が始まるか不安だった」とまだ相手がどういった人か理解できていない状態を表します。
また、「文章の最初が気になる」とその作品の中で最も初めとなる部分を指すのです。
「初回」と「最初」の違い
ここでは「初回」と「最初」の違いを、分かりやすく解説します。
初めて利用する、まだ施設を使っていない人だけが利用できると伝えるのが「初回」です。
「初回限定」といえば、初めて利用する人だけが対象と言えます。
また、「初回の舞台で台詞を間違えた」といえば1回目の肝心なところでミスしたと伝えられるのです。
もう一方の「最初」は物事の1番初めの部分を指すとき使われています。
他の使い方としては、「最初に箸をつけたのは弟だった」といえば、1番先に料理に手を出したのは誰か伝えられるのです。
「初回」の例文
・『初回の試運転から1年経つので、部品交換してもらった』
・『初回限定で30%の割引が適用される券が配布された』
「最初」の例文
・『最初に何を書けば読み手を引きつけられるか学ぶ』
・『最初に日本で餃子を広めたのは誰か調べた』
まとめ
「初」を使っていますが、「回」と「最」の違いによりまた使い方が異なります。
どういったとき使えば初めて使う人を対象とするか、最も初めを指すか伝えられるでしょう。