「サイト」と「サイド」は表記も読み方も非常によく似た言葉ですが、意味が異なるため注意が必要です。
この記事では、「サイト」と「サイド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サイト」とは?
「サイト」は英語の“site”が由来となったカタカナ語で、「敷地や用地」「場所」といった意味があります。
また、インターネット上において「情報を提供するサーバー」や「情報を提供するページの集合体を表すウェブサイトの略称」という意味も含まれています。
「サイド」とは?
「サイド」は英語で“side”と記される言葉で、「横」「側面」「わき」を意味します。
そのほか、「当事者のうち一方の側や立場」「副次的であること」「スポーツにおいて敵と味方それぞれの陣地」といった意味で使われることもあります。
「サイト」と「サイド」の違い
「サイト」と「サイド」の違いを分かりやすく解説します。
「サイト」は「敷地」「用地」「場所」を意味し、「キャンプサイト」のように他の言葉と組み合わせて用いられます。
また、「サイト」はインターネット上の「情報を提供するサーバー」もしくは「情報を提供するウェブサイトの略称」といった意味も持っており、キーワードを用いて検索するサイトのことを「検索サイト」、商品をインターネット上で販売するウェブサイトを「ECサイト」、求人情報をオンライン上で提供するサイトを「求人情報サイト」や「転職サイト」などと呼びます。
一方、「サイド」は「横」「側面」といった意を示し、「プールサイド」や「リバーサイド」のように使われます。
「当事者のうち一方の立場」や「副次的であること」を示すこともあり、前者の場合は「市民サイド」、後者の場合は「サイドビジネス」などのように用います。
加えて、「サイド」は「サッカーやラグビーといったスポーツにおける、敵と味方の陣地」という意味で使用されることもあります。
まとめ
「サイト」は「敷地や用地、場所」「インターネット上における情報を提供するサーバー」「ウェブサイトの略称」を示し、「サイド」は「横やわき、側面」「当事者のうち一方の側」「副次的であること」「スポーツにおける敵と味方それぞれの陣地」を示します。
両者の意味を理解して、状況に合わせて使い分けましょう。