この記事では、「非常勤」と「パート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「非常勤」とは?
「非常勤」は、「ひじょうきん」と読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば直ぐに理解出来る事でしょうが、正しくないや道理に反する等の意味を持つ「非」の漢字に、毎日一定時間勤務するといった意味がある「常勤」の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ「非常勤」は、日数とか勤務時間を限って勤務する事を表すのです。
「パート」とは?
「パート」は、「part」と英語でも表記される言葉となっています。
それ所か英語の「part」をカタカナに変化させて日本語化したのが、この「パート」の言葉です。
そのため「パート」は、「パートタイム」や「パートタイマー」を略した言葉として用いられており、その企業の所定の労働時間よりも短時間で働く事とかその様な働き方をする人を示します。
「非常勤」と「パート」の違い
「非常勤」と「パート」の違いを、分かりやすく解説します。
「非常勤」と「パート」の文字表記を見比べてみると、そもそも漢字とカタカナであり、全然違う文字が使用された言葉同士であると気付けるものです。
所がどちらも、フルタイムで働かない、という同じ様な意味合いを所有しています。
とはいえニュアンスには違いがあり、「非常勤」は働く期間が決められている際に使用される事が多く見られるのです。
一方の「パート」は、短期パートという表現ではない限り、働く期間は特に設けられていないケースが多く見られます。
「非常勤」の例文
・『私は来月から非常勤講師として働く予定です』
・『彼はこの1一年、非常勤職員として働いています』
「パート」の例文
・『妻は駅前のスーパーでパートとして働いています』
・『近所のショップでパートスタッフを募集していました』
まとめ
二つの言葉には、共通する文字はなく、読み方も似ている訳ではありません。
ですがどちらの言葉も、フルタイムとは違う働き方、を意味する点がややこしかったりするのです。
ただし似た様な意味でもニュアンスには相違点があり、「非常勤」は特に、働く期間が定められているケースで使われる事が多くなっています。
対する「パート」は、働く期間は設けられていない事が多くなっているのです。