この記事では、「ブドウ糖」と「糖質」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブドウ糖」とは?
「ブドウ糖」は「ぶどうとう」と読みます。
「ブドウ糖」は、「エネルギー源の一つで、特に脳のエネルギーになるもののこと」という意味があります。
脳や筋肉を動かすために必要な栄養素の一つで、別名は「グルコース」といいます。
なぜ「ブドウ糖」という名前なのかといえば、日本で初めて発見された食品が、ブドウだったためです。
炭水化物を摂取すると、体内で「ブドウ糖」に分解され、脳や筋肉の栄養源に変化します。
「糖質」とは?
「糖質」は「とうしつ」と読みます。
「糖質」は、「糖を主成分とする物質のことで、炭水化物のこと」という意味があります。
穀物や砂糖、イモ類などに含まれていて、エネルギー源になります。
例えばご飯やパンなどは炭水化物で、それらの主食と呼ばれる食べ物に、「糖質」が含まれています。
脂質やたんぱく質と並び、三大栄養素と呼ばれています。
「ブドウ糖」と「糖質」の違い
「ブドウ糖」と「糖質」の違いを、分かりやすく解説します。
「ブドウ糖」は、「エネルギー源の一つで、特に脳のエネルギーになるもののこと」という意味があり、「糖質」は、「糖を主成分とする物質のことで、炭水化物のこと」という意味があります。
穀類などを食べると、その中に「糖質」が含まれていて、「糖質」が体内で分解されて「ブドウ糖」になります。
このように、「ブドウ糖」と「糖質」は、もともと同じものですが、分解されてより小さなものが「ブドウ糖」という違いがあります。
小さいため、「糖質」よりも「ブドウ糖」の方が体内に吸収されやすいという違いもあります。
まとめ
「ブドウ糖」と「糖質」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。