この記事では、「温水」と「給湯」の違いを分かりやすく説明していきます。
「温水」とは?
「温水」は「おんすい」と読みます。
「温水」は、「あたたかい水のこと」という意味があります。
「お湯のこと」を意味することもあります。
あたたかい水をためて作られているプールは「温水プール」と呼ばれます。
「温水」の反対語は「冷水」となり、「冷たい水のこと」を意味します。
このように、「温水」は、水の中でも温度が温かいもののことを指す言葉となります。
「給湯」とは?
「給湯」は「きゅうとう」と読みます。
「給湯」は、「湯を供給すること」という意味があります。
お湯を誰かにあげるとき、または用意して配るような場面で、「給湯」という言葉を使うことができます。
例えば、お湯を供給するための部屋のことを、「給湯室」と呼びます。
「温水」と「給湯」の違い
「温水」と「給湯」の違いを、分かりやすく解説します。
「温水」は、「あたたかい水のこと」という意味があります。
一方で「給湯」は、「湯を供給すること」という意味があります。
このように「温水」は「温かい水」そのものを意味するのに対して、「給湯」は、あたたかい水やお湯を「供給すること」を意味するという大きな違いがあります。
このため、「あたたかい水」そのものを表現するときは、「温水」を、「あたたかい水を供給する場合」は「給湯」を使ってみてはいかがでしょうか。
「温水」の例文
・ 『温水で肛門などを洗浄する、温水洗浄便座を導入する』
・ 『温水暖房が導入されているため、部屋はいつでも暖かい』
「給湯」の例文
・ 『給湯器が壊れてしまい、冷たい水しか出ない』
・ 『給湯元栓を探す』
まとめ
「温水」と「給湯」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。