この記事では、「米ぬか」と「米粉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「米ぬか」とは?
「米ぬか」は「こめぬか」と読みます。
「米ぬか」は「玄米を精白するときに出る、外皮や胚の粉のこと」という意味があります。
「米ぬか」は黄白色で、脂肪やたんぱく質などを大量に含みます。
飼料や肥料、漬物などに使い、通常「ぬか」と呼び、「ぬか漬け」などを作る時に使います。
また、「米ぬか」は油汚れを落とす効果があるとされているため、キッチン周りの掃除などに使われることもあります。
「米粉」とは?
「米粉」は「こめこ」または「こめのこ」と読みます。
「米粉」は、「米を粉にしたもの」という意味があります。
ヘルシー志向が強まる中で、油の吸収率が低いとされる「米粉」を使って、小麦粉の代わりにパンを作る人などがいます。
また、「上新粉」や「白玉粉」などは、「米粉」の一つで、古くから和菓子の材料として使われています。
「米ぬか」と「米粉」の違い
「米ぬか」と「米粉」の違いを、分かりやすく解説します。
「米ぬか」は「玄米を精白するときに出る、外皮や胚の粉のこと」という意味があります。
一方で、「米粉」は、「米を粉にしたもの」という意味があります。
このように、どちらも米を使って作られるものという共通点があります。
しかし、「米ぬか」は、外皮や肺の粉のことなのに対して、「米粉」は、米そのものを砕いて作った粉という大きな違いがあります。
「米ぬか」の例文
・ 『米ぬかをぬか床にして、ぬか漬けを作る』
・ 『米ぬかを使って、たけのこのあく抜きをする』
「米粉」の例文
・ 『米粉を使って、ヘルシーなパンを作る』
・ 『米粉で天ぷらを揚げると、とてもおいしい』
まとめ
「米ぬか」と「米粉」の違いについて見てきました。
2つの言葉は、どちらも米に関する言葉という共通点がありました。
しかし2つの言葉には明確な意味の違いもあるため、正確な意味を知り、きちんと使い分けてみてはいかがでしょうか。