この記事では、「純米吟醸」と「純米酒」の違いを分かりやすく説明していきます。
「純米吟醸」とは?
「純米吟醸」は「じゅんまいぎんじょう」と読みます。
「純米吟醸」は、「吟醸酒の中で、醸造アルコールを使っていないもの」を意味します。
一般的な「吟醸酒」は原料として、米と米麹、水に加えて、醸造アルコールを使い、吟醸造りという、低温で長時間かけて発酵させる方法によって作られています。
しかし「純米吟醸」は、醸造作りで、醸造アルコールを加えずに作ったものを指します。
「純米酒」とは?
「純米酒」は「じゅんまいしゅ」と読みます。
「純米酒」は「米と米麹、水のみを原料として、製造された清酒のこと」を意味します。
一般的なお酒との違いとして、原材料が「米、米麹、水のみ」で、醸造アルコールを使用していないという点があり、また、香味や色艶が良好な物のみが、「純米酒」を名乗れるというルールがあります。
「純米吟醸」と「純米酒」の違い
「純米吟醸」と「純米酒」の違いを、分かりやすく解説します。
「純米吟醸」は、「吟醸酒の中で、醸造アルコールを使っていないもの」を意味します。
一方で「純米酒」は「米と米麹、水のみを原料として、製造された清酒のこと」を意味します。
このように、どちらも、「米と米麹、水のみを原料にするお酒」という共通点があります。
しかし、吟醸造りによって作られているのが「純米吟醸」、そうでないのが「純米酒」という違いがあります。
「純米吟醸」の例文
・ 『今日はお祝いなので、純米吟醸を買った』
・ 『純米吟醸は、香りがいい酒だ』
「純米酒」の例文
・ 『純米酒は、色つやが美しいお酒だ』
・ 『蔵を訪ねて、おすすめの純米酒を購入する』
まとめ
「純米吟醸」と「純米酒」の違いについて見てきました。
2つの言葉には大きな違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、酒屋できちんとほしいお酒を、買えるようになるのではないでしょうか。
