この記事では、「転出」と「転居」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「転出」とは?
隣の市区町村に住所変更して、引越しすることを「転出」【てんしゅつ】といいます。
引越しする前に役場か市役所に「転出届」を提出して、受理される必要性があるのです。
受理された後は「提出証明書」を受け取り、新しく引越した後の役所で新たに転入届を窓口に出し、住民票を発行してもらって受け取ります。
「転居」とは?
今住んでいる市町村内で、住居だけを変えて引越しする行動を「転居」【てんきょ】といいます。
引越しの際は現在住民票がある市役所や役場に引越しする前に「転居届」を提出する必要性があるのです。
提出した後は同じ役所で「転居届」に必要事項を記入して窓口で受理され、新しい住所が記載された住民票を受け取ります。
最近はオンラインで24時間対応の受付方法もあり、家や会社と都合が良いときに出来るのが魅力です。
「転出」と「転居」の違い
ここでは「転出」と「転居」の違いを、分かりやすく解説します。
引越しするとき、現在住んでいる市町村とは違う場所に住むのが「転出」です。
このとき、「転出届」に記載して役所に提出する必要性があり、提出証明書を発行してもらいます。
また、新しく引っ越した先で住民票を貰うため転入届を提出するのです。
もう一方の「転居」は同じ市内、村内に引っ越すことを「転居」といいます。
役所に転居届を出した後は新しい住所が書かれた住民票を貰うのです。
「転出」の例文
・『転出届を提出するときはマイナンバーが必要になる』
・『転出するとき、引越しを終えた後でも郵送で出せる』
「転居」の例文
・『スマートフォンで使えるe転居なら気軽に届出ができる』
・『外国人の転居届を提出するには戸籍住民課に行く』
まとめ
「転」を使っていますが、「出」と「居」にはまた違う意味が含まれています。
どういった意味を含むか調べて、どういった引越しのとき使えばいいかを考えてみるといいでしょう。