「お菓子」と「駄菓子」の違いとは？分かりやすく解釈

この記事では、「お菓子」と「駄菓子」の違いを分かりやすく説明していきます。

「お菓子」とは?

「お菓子」の意味と概要について紹介します。

お菓子は「おかし」と読み、「主食以外の嗜好品として、甘さや塩気などメリハリを付けて、作られた食品」のことです。

つまり、三度の食事以外に食べる、ビスケットやクッキー、チョコレートなどの甘い食品、またはおせんべいやポテトチップスなどのしょっぱい食品などの総称です。

「お菓子」は、漢語で「果物」を表す言葉で、今でも懐石料理などでデザートの果物ことを「水菓子」と言うことがありますその後、お茶菓子として使われる様になり、加工された食品を「お菓子」と呼ぶ様になったのです。

その後、一般的にご飯やおかずとは別に食べる嗜好品に対して使われる様なりました。

「駄菓子」の意味と概要について紹介します。

「駄菓子」は、「だがし」と読み、「安価で小分けになったお菓子」のことをです。

子供がお小遣いで買える様にバラで売っていて、甘みや塩辛さが強い加工食品のことを言います。

「駄菓子」は江戸時代に作られた言葉です。

当時「お菓子」は「上菓子(じょうがし)」と呼ばれ、高級な上白糖が使われていて、大名や武士などお金持ちの食べ物でした。

そこで、庶民でも食べられる様にと安価な黒糖を使った嗜好品が作られ、「上菓子」に対して「駄菓子」と呼ばれる様になったのです。

「お菓子」は、主食以外で食べる嗜好品全体を表す言葉です。

「駄菓子」は、「お菓子」の中でも特に値段が安く、小分けで売っているもののことを言います。

「お菓子」と「駄菓子」は値段と売り方に違いがあります。

「駄菓子屋」に行く機会があれば、どの様な駄菓子が売られているのか見てみましょう。