「赤味噌」と「白味噌」の違いとは?分かりやすく解釈

「赤味噌」と「白味噌」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「赤味噌」「白味噌」の違いを分かりやすく説明していきます。

「赤味噌」とは?

「赤味噌」とは?

「赤味噌」は、長い熟成期間によって作られる味噌で、コクがあるのが特徴です。

見た目にも名前の通り、赤く見えることがほとんどで、塩分が強い味噌になります。

味噌汁に使われる味噌に多く見られますが、これだけを使わず、後述する「白味噌」と合わせることもあり、煮込み料理やたれなどに使われることも多いです。

「白味噌」とは?

「白味噌」とは?

「白味噌」は、短期熟成で作られる味噌で、「赤味噌」より塩分濃度が低く、「赤味噌」と比較して白く見えることから、このように呼ばれています。

実は、これらの「赤味噌」「白味噌」という区別は俗称になり、この期間熟成させれば「赤味噌」だといったような明確な基準は存在しません。

本来の味噌の種類としては、「米みそ」「豆みそ」「麦みそ」といった原料によって分けられており、同じ「米みそ」の中に、「赤味噌」「白味噌」が存在するという具合です(豆味噌の中にも存在します)。

「赤味噌」と「白味噌」の違い

「赤味噌」と「白味噌」の違い

「赤味噌」「白味噌」の違いを、分かりやすく解説します。

「赤味噌」は、赤く見えることからそのように呼ばれる、比較的熟成期間の長い味噌のことです。

塩分が強い為、辛い味噌になり、米や豆(大豆)から作られます。

「白味噌」は、そこまで長く熟成させずに作られる味噌で、それほど辛くなく、見た目に白み掛かっているのが特徴になります。

こちらも米や豆から作られますが、地域によっては、「麦味噌」をこの「白味噌」と表現する場合があります。

その「麦味噌」は、甘い味噌になり、赤み掛かったものもありますが、白く見えるものが多いです。

塩分濃度は8%前後になり、「赤味噌」の約20~25%、「白味噌」の12~20%程度よりも低くなっています。

まとめ

まとめ

「赤味噌」「白味噌」は、このように違います。

厳密な定義がある訳ではない為、赤くて辛いのが「赤味噌」、白く見えてそれほど辛くないのを「白味噌」と呼んでいるとアバウトに覚えばいいでしょう。